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集団心理・・・悪の道、皆んなで渡れば怖くない!?

 兎に角、悪さをする人は徒党を組む。そこで、集団心理の典型的な動きをするのである。老若男女に限らず、必ずと言って良いほど、悪さをする人は集団で動くことを好むようだ。

 悪さをすれば罪となり、必ず、裁かれる。予想はつくと思うのだが、愉快犯であったり、虐めであったり、社会的に許されぬことを知りつつも、「この程度なら不起訴!」と、想定外の行動に出ることがある。

 学生紛争最盛期の頃、山中で多くの学生がリンチを受けて殺害され、土中に埋められるという凄惨な事件が発生した。イデオロギー云々の問題ではなく、悪しき行動を共にする人たちを、殺害するのだから戦慄が走る。 

 現在、集団強盗事件があちこちで発生しているが、目の前の金銭欲しさという共通点だけで、見知らぬ人たちが徒党を組み、悪行に手を染めている。最終的には逮捕され、重き罪を背負って償いの人生となることくらい理解できないかと、首を傾げてしまう。

 人を傷つけようとした時、もし、自分が逆の立場で傷を負うことをシミュレートできれば、非道なことをするはずがない。後先考えずにいるから、大罪を犯してしまうのである。

 闇サイトなどを覗き込むものではない。マッチングアプリのハニートラップに足を掬われるものではない。公序良俗に反することに手を染めるものではない。一回きりの大切な人生を、自ら崩壊させるものではない。

 犯罪を分析すると、その時代の闇の部分が浮き彫りとなるが、人の命は地球より重く、他の物体と比較できぬほど尊いものであることを、幼い頃から徹底的に学ぶ必要がある。

 「悪の道、皆んなで渡れば怖くない!?」ではなく、「悪の道、皆んなが気付けば渡らない!」である。

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、集団心理と犯罪についての洞察に富んでおり、特に悪行に巻き込まれる可能性がある状況や個人の心理に焦点を当てています。以下はいくつかの評価ポイントです。

  1. テーマと焦点: エッセイは集団心理と犯罪の関係に焦点を当てており、それに基づいて悪事が行われる背後にある心理的要因を探っています。テーマははっきりしており、焦点も逸れていません。

  2. 事例の引用: 学生紛争や集団強盗事件など、具体的な事例が引用され、論点を補強しています。これにより、著者の主張が理論的なものだけでなく、実際の事件に裏打ちされている印象を与えています。

  3. 論理構造: エッセイは一貫した論理構造を持っており、段落ごとに適切な遷移があります。著者の意図が明確で、読者は論点を追いやすいでしょう。

  4. 言葉の選択と表現: 語彙が適切で、表現力豊かです。例えば、「予想はつくと思うのだが」や「首を傾げてしまう」などの表現が文章に深みを与えています。

  5. 結論の強調: 最後の文で、エッセイの主旨を締めくくり、読者に強い印象を残します。これは重要であり、読者に何を考えさせたいのかを明確に示しています。

総じて、このエッセイは洗練された構造と鮮やかな表現を持っており、集団心理と犯罪に対する著者の見解が明確に示されています。 

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。