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春の恒例行事と言えば

義兄が亡くなってから、うちの春のイベントの一つに加わったのが、公営住宅住まいである義実家の契約更新手続きです。

ほかは知らないけど、都内の公営住宅は、世帯の事情によって家賃が減免されます。年金暮らしとか、要介護度とか、障害者手帳とか諸々。

毎年この手続きをやっていたのは義兄だったのですが、義兄が不摂生から急逝したあとは、次男である夫と私、というかほぼ私が主力の行事になりました。

これね、基本の装備は、「減免申請書」「住民票」「課税(非課税)証明書」+印鑑 なんだけど、(印鑑ほぼ不要)

私たちは同居してない別世帯もんだから、「住民票」と「非課税証明書」のハードルがめっさ高い。

世帯が違うと、たとえ血縁でも、委任状が必要で、しかも義実家が住んでる区は、課によって委任状の形式が違う。

戸籍と住民票と税務課? で、別書式で用意されてて、しかも窓口が違うもんだから一枚で済まない。これをうっかり忘れると、住民票は貰ったけど、非課税証明書の委任状がない! となって、また義実家に走る羽目になります。

これをわざわざ書くのは、そろそろ三回目だというのに、今日は課税証明書だけを貰ってから義実家に行き、そこで改めて必要書類をチェックして住民票を忘れたのに気づき、しかも手元には戸籍課の委任状しかないという。

ただこれには抜け道があって、例えば戸籍課の書式の委任状の下に、手書きで □住民票 世帯全員分 一通 なんて書き加えておけば、住民票申請で通用します。(これをやった)

が、経験浅い窓口の人にあたったりすると確認に手間取るので、手に入るならその課の委任状をゲットしておくのが親切でしょうね。

「多分来年も来るので(義父が生きてたら)」

と、住民票の委任状も貰ってきました。

要介護老人の減免申請は大変

通常なら、上の書類だけで済むようなのですが、最大限に減免(この日本語あってるのか?)適用してもらうには、まだまだ必要な書類があります。

まず、年金の振込通知書。それに、介護保険証、障害者手帳。介護保険自己負担分の領収書(コピー)、ヘルパーさんを利用してるならその介護施設の領収書。

去年は二人分で大変だった。

義父の医療費だけでなく、義母の介護施設の領収書を遡って三ヶ月分。ものすごい紙の量です。義実家は公営住宅の事務所からそんな遠くないので、書類を揃えたら直接行ってしまうのですが、郵送しても不備があったら面倒くさいから、というのもあります。

頑張って申請通した直後に義母は死んじゃうしさ(不謹慎

今年も、基本装備のほかに、義父の医療費だとかの領収書も全部まとめて持っていったけど、障害者手帳(ペースメーカー入ってるので一級)と介護保険手帳を見せたら、

「ああ、これだけで最大減免適用なので、ほかの書類はいいです」

全然楽だった。

役所でつまずきさえしなければそんなのストレスではなくなりそうな感じ。てか委任状一枚で交付して欲しい。てか近い親族なら同居してなくても委任状なしで申請できるようにして欲しい。

片付けはまだまだ続くよ

一つの目的だけで義実家に行くのは徒労感が激しいので、別の目標も作っていくことにしてるのですが、今日は(うちの燃えないゴミの日が近いこともあり)四畳半の納戸の燃えないゴミを整理しました。

古い電子レンジだと思っていたら、ものすごい旧式のオーブントースターだったとか。なんでこんなに鍋あるんだってくらいのアルミだかなんだか判らない鍋、フットマッサージャーですらないお湯溜めて足を突っ込んで足つぼを刺激する何か。それぞれ不燃ゴミ袋に突っ込んで持って帰ってきました。

VHSのデッキも出てきたけど、動作確認する気力もなくて今回はほったらかしです。動いたらメルカリでも出すかな。てか動作確認しようにもビデオテープがねぇよ。

奥には何十年もののキャディバッグにクラブもあり、義父が死ぬまでにせめてこの納戸の粗大ゴミだけは片付けておきたいなとは思う。

なんたって今は一人しかいない家にエアコン三台ついてるし、でかい冷蔵庫はあるし食器棚はあるし手つかずの押し入れがあるしで、処理を少しでも楽にしたいもの。まだお迎えが来る予定は無さそうだけどさ。

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