東京下町おうちご飯#15 安ワインと炭酸水

夫がハイボールが好きなので うちには砂糖もフレーバーもついていない 炭酸水が常備してある。

高い原酒は殆ど買わない。手軽なバーボン、ウィスキー等を 好みの濃さで割って飲むのが好き。レモンがあれば搾り入れたり その時々で楽しくやっている。

私は弱いが 呑むのは好き。
自分で薄ーく作れるお酒はアルコールを取り過ぎないし クタクタに帰って来て さあご飯を作らなきゃという時の ガソリン代わりに良い。

最近ワインを炭酸水で割って飲むようになった。安いワインを炭酸水で割ってゴクゴクと飲むのだ。高いワインをそう飲むのは勿体無いのでさすがにしないが、最初の一口はいいけれどそのまま飲み続けるにはなんだかなという安いワイン。あれを炭酸水で割ってしまうのだ。途端に飲みやすく、なんだかしゃれた飲み物になる。

少し前 ワインがコルク栓でないのがあるのも驚いたが 最近では安いワインはペットボトルの容器で売られている。風情がない物と嫌ったけれども 便利でいいじゃないと思えるようになった。時代の流れに むやみに逆らっても得しない。

そんな持ちやすい(笑)ボトルから ガラスのグラスに注いだワイン。しゅわしゅわと泡だらけの炭酸水を とくとくと 注いでゆく。

ルビー色にキラキラ光るほろ苦くてフルーティなフレーバァの炭酸水は 夕方の私のちょっとした軽い飲み物。シュワっと喉を潤したら 一息ついて。気持ちに ちょっとした栄養を入れて。
さて。今晩は 手早く何を作ろうかなと考えるわけである。

#料理 #エッセイ #お酒 #ワイン


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