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お金の恐怖は、どこからやってくる?

みなさん、いかがお過ごしですか?
金融教育コンサルタントの上原千華子です。

こちらのブログでは、「賢いお金のつき合い方」について、ちょっとした気づきを1,000〜1,500文字でお伝えしています。

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お金の恐怖はどこから?

今日は「お金の恐怖は、どこからやってくる?」についてお伝えしますね。

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みなさん、突然お金がなくなったら、どういう気持ちになりますか?

ほとんどの人が、生活に困ったらどうしようと、恐怖を感じると思います。

でも、同じ状況でも感じる度合いは人それぞれ。
Aさんが怖い!と思う度合いを100としたら、Bさんは50かも知れません。

このお金に対する恐怖って、どこからやってくるのでしょうか?なぜ人によって、感じ方が違うのでしょうか?

お金のイメージは6歳までに出来上がる

最新心理学NLPの世界権威、Hallbom先生の研究によると、お金に対するイメージは、6歳くらいまでに出来上がるそうです。

事例① お金を持つ=不幸になる

たとえば、両親の金銭感覚が原因で離婚、当時5歳だった女の子は、「お金を持つと不幸になる」というトラウマを負ってしまいました。

その人は、大人になってお給料が上がると、お金を持つのが怖くなり、全部使ってしまう癖がついたそうです。

その後、心理学を学んでトラウマに気づき、心理セラピーで克服しました。

衝撃的な出来事からお金がトラウマに

また、幼少期でなくても、価値観をひっくり返すような出来事が、お金のトラウマを作ることもあります。

事例② 突然お金がなくなる恐怖

ここで私のエピソードをお伝えしますね。

私は、4人家族の中流家庭でのんびり育ちました。ところが私が大学に入学した直後、人生が一変します。

父が突然、病気で亡くなったのです。

私は一人暮らしをしていましたが、ある夜、父が珍しく「元気にしてるか?」と電話してきたんですね。

その翌朝7時ごろ、「お父さんが亡くなったから帰ってきなさい!」と母から電話がありました。

えっ?10時間前に、お父さんと電話で話したばかりだよ。

父を失った悲しみと共に、襲ってきたのはお金への恐怖。

「明日から、一体どうやって暮らすんだろう?」

というのも当時、母は専業主婦、兄と私は大学生、働き手が誰もいなかったんですね。

「女の子だし、大学は中退だよね!」

心ないことをいう親戚もいました。

おかげさまで大学は無事卒業できたのですが、それから30年間、お金の恐怖心に苦しめられました。

お金のプロとしての知識は十分あるのに、働いても、資産運用しても、

「また突然お金に困って、転落人生を送るのではないか?」

という恐怖心は大きくなっていきました。とうとう体を壊してしまい、会社員を卒業。

その後、脳科学コーチングや心理学を学び、実践することで、恐怖心を克服することができました。

その時はじめて、お金と健全につき合えるようになったと感じています。

まとめ

私たち大人は、お金の勉強というと「資産運用でお金を増やす」ことばかりに目が行きがちです。

もしあなたが、お金の悪いイメージやトラウマを持っているとしたら、たとえ資産が増えても幸福感を得ることは、難しいかも知れません。

今日の記事で、「こんな気づきがあったよ」「役にたったよ!」という方は、「スキ」やフォローしていただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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