言葉選び50%、あと50%大切なこと

最近書店に行くと、
育児や子育ての棚だけでなく、
ビジネス書の棚でも、
「声かけ」「言葉の変換」に関係する本がよく目につきます。
子供に
家族に
部下に
悩んでいる人が多いと言うことでしょうね〜。

それらの本で共通しているのは、
どんな言葉を使うか?
と言うことなんですけど、
私はそれだけでは50%だと考えています。

「ありがとう」と言われいるのに、
こちらから言わせてもらうとしたら、
「全然ありがとうって感じひんけど!と言うか逆に腹が立つわ」
と言う経験を何度もしてます(苦笑)

「ありがとう」と言われて、
本当だったら嬉しいはずなのに・・・
結果はその真逆。
嫌な気分になるし、
喧嘩にだって発展することもありそう・・・。

どんなエネルギーで言葉を発しているのか?
どんなエネルギーが言葉に乗せられているのか?

とても大切だと思います。
「言霊」と言われるように、
言葉に感情のエネルギーが付与されて、
相手の感情を良くも悪くも響かせます。

私は言葉にのせるエネルギー50%と考えます。

言葉のエネルギーに違いを作っているのは、
表情と声のトーン(波長)

低い声、高い声
こもった声、響く声
このトーンの違いを作るのは身体です。
呼吸を出すことで発声できるのですが、
身体が楽器になっているのだから、
身体の状態で声の波長が変わるということは
理解していただけますか?

声(音)の出口になる顔の筋肉
特に口元の動きを変えると
声の波長がすぐに変わります


わかりにくいですか?

では、ちょっと試してみてください。


「ありがとう」という言葉を、
1)真顔で言う
2)怒った顔で言う
3)笑顔で言う

全然違うでしょ!?

口角が下ってしまうと、
不機嫌そうに見えたり、
怒っているように見えてしまったり、
何だか話しかけにくい…と思われてしまうこともあります。
逆に口角が上がっていると、明るく元気な印象になります。

「笑顔」は見た目の印象だけでなく、
声のエネルギーも素敵に変えてしまう!

今はマスクで表情がわからないと言うことが多いですが(汗)
顔の筋肉の動きで、声の波長が変わり相手に届く訳ですから、
良い言葉と笑顔で声かけすると
自分が欲しい結果を得られる確率がグンとアップしますね。





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