お役目は突然に、、、

ニューヨークにいた頃に運転免許証を取った💳

当時、友達からは免許を取れ、取れと言われていたのに乗る機会がないからと、住んでから一年はビクとも動かなかった私。

ある日、友達が2ブロック下りたところに引っ越すことになり、私は新しい住まいで友達の代わりにIKEAから届く荷物を待っていた。ベルが鳴ると2人の配送員が荷物を部屋まで運んでくれた。

それから私は友達の代わりに家具の組み立てと配置をお願いし、友達の帰りを待っていた。

そして、夜9時を回った頃、友達が前の家を片付けて帰ってきたので私はブルックリンの家まで帰ることにした。

帰る途中で、友達から”IKEAの兄ちゃんが、Chika のこと気に入って、連絡先教えてってゆーてるけど⁈”と連絡してきた。当時、仕事以外で出会いがなかった私はもちろんOKをした。

それから私たちは何度かやり取りをして、会社近くで会うことになった。

５日後、彼はTシャツに短パン姿でAudiに乗って待ち合わせ場所までやってきた。

彼は祖母の代に中東から移民をしてきたこと、着けているどう見ても不釣り合いなギラギラした宝飾品はお婆ちゃまが孫可愛さにプレゼントしてくれた物だと言うこと、23歳で8台のトラックを持つ運送会社の経営をしていること、4台の高級車を所有していて場所によって車を使い分けていることなどを話してくれた。

その後、小一時間くらいカフェで話しをしていたら、社員が警察に捕まってしまったらしく、迎えに行かなくてはならないと告げられた。その別れ際、『免許を取りなよ！免許を取ったら、このAudiは君の物だ。プレゼントするよ！！』と言われた。

それからヤル気に火のついた私は、皆さんの想像以上のスピードで免許を取りに行った。

あまりにもあっという間に免許を取ったものだから、私の周りの友人も立て続けに免許を取りに行ったのである、、、。

ここからが今日の本題、その影響されてしまった友人も無事免許を取れたのだが、車の保険がありすぎてどれにしたらいいかわからないと連絡してきたのだ。

私は保険のことはわからない、、、。でも出会ってきた人数は滞在歴の割には自分でも褒めたくなるほどいる。

誰かいないかと考えてみたら、、、30年以上住む車に関するプロ中のプロがいた！！

早速、おすすめの保険とポイントや理由を教えてくれて伝えたので友達も安心して、ベストな保険を選ぶことができたのである。

教訓、、、

今までの経験で無駄なことは何もない。

今回、私は日本に戻っているのでニューヨークの免許を使うことはないけれど、影響されたとはいえ取って生活に活かそうとしている人がいて、その人の悩みを解消したのだ。

いい日になった。だから、そんな私を今日も褒めてあげようと思う。