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「ひとごと」から「我がこと」へ: 子どもたちと地域社会の絆を取り戻す

「子育て支援」と聞くと、「自分には関係ない」とか、興味があっても「どうやって関わったらいいの?」と思うことありませんか?


今も昔も変わらない子どもたちの輝き

元気いっぱいの子どもたちの
あふれんばかりの輝き
そして純粋さ

できる-できないなど関係なく
「今ここ」を楽しんでいる姿や
無条件に、存在そのものがかわいい子どもたち。

私たち大人も童心にかえって
一緒に笑顔になっていきます。

今、令和の時代も、子どもたちの変わらない姿があります。

コロナ禍の影響と、変わりゆく子どもたち

一方で、じわじわと変わり続ける子どもたちの様相、そして確実にコロナ禍を通して「何か」が変わったと感じている人も多いのでは?

人が怖い、不安でできないことが増えている
生きている実感がない
からだが重くて起き上がれない

そんな子どもたちが増えてきていると
心を砕いている現場関係者も多いでしょう。

私たち大人のアップデートが追いついていません。
どうやって関わったらいいのかを模索している方が多くいます。


教育分野は特に、昔から聖域と呼ばれていて地域社会と交流が少なかったり
世の中の流れよりもスロースピードで情報がアップデートされるようなところがあります。

そして、地域の人はどうでしょうか?

子どもがいないから関係ない
子育てが終わったから関係ない
うちは特に普通だから関係ない

みんな、関係ないと見て見ぬふりをしたら・・・?

中学校でピークになる不登校も

「不登校でもいいじゃない。
無理に学校行かせなくてもいいよ」

という考えが広がってきています。
本当にそうなのかな。

先ほどの「関係ない」という人たちとおんなじ
「ひとごと」になってはいないか?と問いかけたいです。

一人ひとりの子どもに何が起こっているか
関心を持って「我がこと」「みんなの子」として
子どもたちが大人になっていくことを喜べる雰囲気になったらいいな。

そうしたら、一人で(家族だけで)がんばらなきゃ、と我が子の手だけを握りしめて過剰な責任を感じている子育て中の人も、楽になっていくでしょう。


解決策は何?

子育て中の人が過剰な責任感をおろすこと。
地域の人がもっと関心を持つこと。

私は、それが解決の方向性だと思っています。

いずれ「親の責任」という言葉は、死語になるといいなとも思います。

学校の先生も同じです。
「うちのクラス」という意識を持つと、他のクラスに迷惑をかけないようにしたり、不登校が多いと自分の責任だと思ってしまったりすることがあります。

子どもの姿が自分自身の成績表になるなんて、気持ちが悪くなるほどに嫌です。もっと、責任を分散しましょう。

「チーム子育て」にする

地域のコミュニティでのつながり
上下だけではなく斜めの関係性が増えて、地元で暮らす人がもっと「みんなで子育て」するチームになっていったらいいです。

そうしたら、子どもも楽になります。

「いろんな人がいて、世の中は凸凹してるものなんだな」と。これこそ自然育児かもしれません。オーガニックなものや英才教育だけが質のよい子育て環境、ではなく、凸凹こそが自然の摂理。


一緒に「困ったね」と寄り添ってくれる人がいたり、代わりにこんなことをするから大丈夫よと言ってくれる人、自分も誰かの役に立てたり、そんな子育て支援が広がったらいいと思います。

支援する-されるという垣根を越えて
子どもっておもしろい
一緒に童心にかえれる

そんなシンプルなつながりが地域の中に生まれますように。

多摩エリアが熱い!子どもちいき支援者養成プレ講座

今回、稲城市でフリースクール「まなびナビ」の代表、しんペーさん。そしてPTAさんたち、児童民生委員さんと交流する機会がありました。

多摩地区いいぞ、という感じです。思いがある方がたくさんいらっしゃって、「ここにいた!」とお互いの出会いを喜びました。

コラボ企画で募集している講座を最後に載せます。

ぜひ子どもを支援している人、これからしたい人にぜひ受けてほしい講座です。
 
最新の令和時代の子育て支援へアップデートできる時間になると思います。

日時:2024年8月4日(日)13時〜15時半
   終了後 30分ほどの交流会あり。

場所:東京都稲城市 まなびナビ

参加費:3,000円
当日の講座資料および
「繊細な子どもを知るガイドブック」無料プレゼント

講師:相山さん(幼〜中のスクールカウンセラー・臨床心理士)

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