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「毎日を楽しむ」

精神科医が教える毎日を楽しめる人の考え方著:樺沢紫苑を読んで

  1. なぜ当書を読もうと思ったか
    一番の理由は、題名にもある通り、毎日を楽しめる考え方を学びたかったからです。

    私は今まで、仕事と家を往復するだけの生活を送っていました。
    休みの日も仕事のことを考えていてばかりで、気が休まることがありませんでした。
    一つのミスが大きな事故にも繋がるため、頭の中でシュミレーションを繰り返したり、至らぬ不安がぐるぐると頭に浮かんだり、夜も眠れない日々が続きました。

    その結果どうなったかというと、メンタル不調をきたしました。
    気づいた時には、もう遅かったんですね。

    これは、環境の影響もあると思いますが、
    自分の仕事と休みの区別が出来ず、楽しみを持っていなかったからかもしれないと思うようになりました。
    きっと、1日の終わりを楽しかったと締めくくることができれば、
    次の日からも新しい気持ちで楽しく過ごすことができるのではないかと。

    仕事を楽しいと思うまではいかないかもしれませんが、
    一度きりの人生、楽しまなくてどうする、楽しみたいと思ったことがきっかけです。
    当書を読み、毎日に楽しみを取り入れ、生き生きと生活していける方法を学びたいと思いました。

  2. 読んだ感想
    読んでみて、こんなにも人生って楽しみで溢れているんだ、自分次第でいくらでも楽しみを創造することができるんだと知り、驚きました。

    こんなにも楽しいことで溢れているのに、毎日に楽しみを取り入れないなんて勿体無いと思いました。

    そんな中で、特に印象に残った内容を紹介します。
    (樺沢先生の本は、学びが多く行動に移せる内容が詰め込まれているので、とても3つでは収まりませんが・・・笑)


    ①創造性
    情報技術がますます進むこの世の中で、私たちがAIに勝る能力は何でしょう  か。樺沢先生は、それは「創造性」だといいます。

    世の中の仕事がAIやロボットに置き換えられていくことは、超少子高齢化社会を生きていく私達にとっては、業務効率化が進み労働力不足を補えるというポジティブな一面もあれば、仕事がとって代われるというネガティブな一面もあります。

    そんな中、創造性、0を1にする能力は、今後とても重要になってくるといいます。
    今は、ベンチャー企業のような0を1にする企業がどんどん成長を遂げているように感じます。
    また、自ら素早くアクションを起こせる人が必要とされていますし、実力主義のように行動を起こし成果に繋げている人が活躍していますよね。

    これを聞くと、創造性を養うには、元々の学力や今までの経験がものをいうんじゃないかと、私には到底できることがないと思いました。

    しかし、当書を読んでいくと、日頃の考え方や習慣を変えることで、
    創造性を養うことができるのだと書いてあるではありませんか。

    そうですよね、
    誰しも子供の頃は、毎日がワクワクで溢れていたんですから。
    自然の中で、自然の道具を用いて自分達の遊びを考えたり、今あるものだけでできる遊びを考えたりと、
    遊びの根源は、”ワクワク”からきていたなあと振り返って感じました。

    今の私には、刺激が足りないのかなと思ったりもしました。
    あの頃のワクワクはどこへ・・・。
    しかしながら、大人になってからでも、いつでもあの頃のワクワクを感じることはできます。
    新しいことにチャレンジする、自分の思っている言葉を口にしてみるなど、
    これらからも創造性を鍛えることができると学び、これはやるしかないと思いました。


    ②アフター5をエンジョイする
    これは、是非とも叶えたいですね。
    樺沢先生は、仕事を楽しむことができないなら、仕事終わりの時間で十分にリラックスタイムを過ごすことが大事だと述べています。

    仕事自体を楽しめたら一番いいのですが、人間関係や環境など、
    どうにもならないことも多いですから難しいですよね。 

    帰宅後の時間を満喫し、次の日に備えて7時間以上の睡眠をとる。
    これが毎日を楽しく生きていくために重要だと思いました。

    自身も身を持って感じたのですが、本当に睡眠は大切です。



    ③プラスの出来事を増やす
    マイナスなことを考えると、次々に不安なことが頭に浮かんできます。そし
    て、マイナスな言葉は繰り返すほど記憶にも定着しやすく、その日に楽しい
    ことがあったとしても、マイナスな出来事で1日を締めくくることになってし
    まうのです。

    その代わり、マイナスなことがあったとしてもそれ以上にプラスの出来事を増やし、楽しかったと一日を締めくくることができれば、その日は楽しかった思い出に変わります。

    日々何気なく生きていますが、小さな幸せはたくさんありますよね。
    1日の最後くらい、楽しかったこと、嬉しかったこと、美味しかったものを思い浮かべて眠りにつきたいなと思いました。

3.TO DO‼︎
 
私はこれから、下記の3つを行動に移していきます‼︎
 ①毎日3行ポジティブ日記を書き、プラスの出来事を書いて眠る。

 ②コンフォートゾーンから出て、新しいことに日々挑戦する。
 ③本の感想、出来事をブログに書いて共有し、アウトプットする。

 楽しみを先延ばしにしていても、いつ人生が終わるかはわからない。
 だから、今を生きる。毎日を楽しく生きたい。


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