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フレームワーク思考 -無意識をフレーム化すれば、世界が変わる(仮)-

はじめに

「10回新しいことを始めれば9回は失敗する」

一代で広島から世界的なグローバルカンパニーになったユニクロの柳井正さんが述べた言葉は、多くの人々にとって挑戦的であると同時に、深い本質があります、

なぜ一部の人々は何度も失敗を重ねつつ成功を掴むのでしょうか?

また、なぜ多くの人が失敗のループから脱出できないのでしょうか?



一人の人間として、目4つあるなど身体的な特徴は大きく変わらない、柳井さんの言葉を借りるなら、目先の失敗や成功ではない事がわかります。

 「g.u.」の経営を任せたのは、「SKIP」事業で多額の損失をつくった柚木治さん(現社長)。「SKIP」失敗の責任を取るために柳井さんを訪ねた柚木さんに「これを10倍返しで返してくれ」と慰留した逸話は有名だ。柳井さんは「失敗は糧だ」と言う。「人間がほんとに勉強するのは失敗したときです。うまくいっているときは、全部、結果オーライですから。うまくいっていると、『やっぱ俺は能力あるんだな』って錯覚するわけです。誰もが。本当は大したことはないにもかかわらずです」。

ビジネスは「一勝九敗」 ファーストリテイリングを世界的大企業に導いた“柳井哲学”
https://diamond-rm.net/management/77115/3/


これからわかる事は、自分たちが目に見えるわかりやすい「失敗」「成功」は、すべてでなく、あくまで「一時的なステータス(状態)」で、失敗でも糧にできた人は成功に近づく、成功でも慢心してアップデートをしならけば陳腐化=失敗に近づいていく。

では、失敗も成功も一時的な状態であれば、どうすればいいかは、成果=OUTPUTではなく、OUTPUTまでには必ず「INPUT」「PROCESS」がある、ユニクロの失敗であれば、撤退(失敗)した事業は結果で、『失敗を糧』とは、なぜどこかダメな要因だったか分析しないと、成功も失敗も結果論で終わってしまう。

「INPUT」事前情報
「PROCESS」ブランドを立ち上げ/販売/展開
「PROCESS」撤退


失敗成功は、一時的なステータスを示す図

この本では、失敗と成功の本質的な違いとそれに影響を与える要因を可視化をフレームワーク化を通して、私たちの人生のアウトプットは、確かに生まれ育った環境や受けた教育といった初期のインプット(リソース)に依存しています。

しかし、これらは成功や失敗を決定づける絶対的な要因ではありません。

実際、私たちの思考プロセスとそれを構成する「思考のフレームワーク」が、私たちの成果に重大な影響を与えます。

このセクションでは、無意識の思考のフレームワークがどのように人生に影響を及ぼすかを、具体的な事例とともに解説します。


多くの人は自分の思考が完全に合理的であると信じていますが、実際には無意識のうちに様々なバイアスが働き、私たちの判断を歪めている、多くの人は「OUTPUT」だけを見て、失敗成功を判断しますが、どちらでも必ず『プロセス』があり、人を無意識に同じを繰り返していく。

失敗成功のプロセスを要素分解する図

この無意識の状態が意識化されない限り、私たちは同じ失敗を繰り返し、結果的には同じ事を繰り返していく。

これは、失敗する本人が悪いではなく、本当は大事なプロセスで、そもそものインプットを見ないで、1%に意識=認識する事が,目の前の事がフォーカスしてしまうと、改善される事なく、同じ失敗を繰り返し、強化されていき、失敗のサイクルが抜ける事ができなくり、「自分は何をやってもダメだになる。」

結果だけにフォーカスすると、失敗のサイクルから抜け出せなくなるサイクル図


失敗を続ける人は、失敗にフォーカスを続けると、やる前から「どうせ失敗する」と、最初から諦めて、実際にやって失敗すると「やっぱり失敗」したと、むしろの自分の失敗したイメージした事が実現して、安心すらするようになると、本人では最悪の状態を抜け出せなくなる。

失敗するフォーカスをすると、自ら最悪の状態に向かっていくイメージ図


フレームワーク(思考の枠組み)を意識化し、管理することで失敗の悪循環を断ち切り、成功の再現性を高める方法を探ります。

最終的に、「フレームワーク思考」という概念を導入し、それがどのようにして私たちの生き方やキャリアや成功に影響を与えるかを掘り下げます。


アウトプットから、インプット/プロセスに意識する図




自己紹介が遅くなりましたが、スタートアップのブランディングをメインにやっている、PERSONAL VENTURE CAPIRAL.LLCのチカイケ秀夫です。

なぜ私がフレーム本を書くのかの原体験は、小さい頃から、なにかがある「秀夫が悪い」と言われた事がずっと残っていて、なにかあるたび「自分が悪者になれば、この場をうまくいくんだ」バイアス=思い込みが強く結果的にも、それが人生の繰り返すパターンになっていました。

ある日「これって全部をオレが悪いんじゃなく、そもそもや、仕組にも問題があるんじゃないか?」から、起きた事象をプロセスを細分化していくと、もちろん自分にも落ち度があっても、それ以外の要因が大きい事に気づいた事です。

可視化することで、自分でもわかり、関係者にも共通のイメージとして、伝えるようになって体験からです。

イメージ(図式化)していているmiro(オンライホワイトツール

)

思考や事象のフレームワーク化は、打ち合わせで無意識にできる事になっていますが、今の答えがない、すべてDXに可視化される、特にスタートアップの「答えがない」シーンで、徒手空拳で戦い世界で「スタートアップだから、何もない」ではなく、無意識の部分は、可視化=再現性があるフレームワーク化することで、失敗の成功の確率、確度を上げる事ができるからです。

この本を一番読んでほしいのは、「何かよくわからないけど、このままの人生ではないイヤだと違和感を持っている人」です。過去の自分がそうしでしたが、それなりに、それとなく、生きてきたけど、「自分で思考せずに、無思考で生きていく先に、自分が望む人生が見えない」と思った瞬間に、自分の人生を他人、まわりに流されるではなく、自分が望む人生、近づくために、フレー厶ワークを作ることで、大きく人生が変わったからです



もちろんです。この本の裏目的は、企業内マネジメント(ミドルマネジャー問題)でも、多くの企業が「失敗/成功=属人化」される事で、成功を作り続ける優秀な人は、どこかのタイミングで独立や転職した時に、その人の再現性を資産にしていないと、売上や会社への影響も大きい。

プレイングマネージャー問題は、優秀なプレイヤーを、マネージャーにしても、優秀なプレイヤーの感覚、自分が成功した手段をそのままで部下にやれる事で、マネジメントの失敗も多く、優秀なプレイヤーも、部下が潰れるなど弊害が大きい。
 

優秀な人のプレイをプロセス化する事で、新卒にプロセスを同じ体験する事ができる、プロセスでも「属人化」する部分は、さらに細分化することで、教育などに落とし込める。


フレームワーク化は、『答えがない時代』と言われていますが、どの時代もで共通の失敗パターン、成功パターンがありましたが、「特定のこれをしておけばいい」が通用しない、時代の変化に追いついていないだけで、自分の失敗、成功パターンを、意識できていれば、変化に合わせて、答えを変えるではなく、そもそもや、プロセスを変える事で、自分の人生をマネジメントができる事が、フレームワークを通して、体験型の自分事にしていきます。

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