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震える言の葉

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#自分の人生

もう二度と戻らない類のものを失った時

もう二度と戻らない類のものを失った時

あれはいつ頃だったかな
一時期、一緒に仕事をすることが多かった人がいて、バカみたいにそっくりな部分と、一緒に仕事ができるのが謎すぎるほど正反対なところがある人だった。
いろんなアイディアを出し合い、当時、若手と言われていた私たちは夢を語り合い、その夢が叶ったらこうしよう、ああしようと飲んだくれてはよく話した

彼女は、出会った時、会社員で、その頃から近い将来会社をやめて独立したいと言っていた。仕事

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「私は」という主語で話すことの大切さ

「私は」という主語で話すことの大切さ

相手にまったくの悪気がないとわかっていても、いや、むしろ好意ですらあることがよ〜くよ〜くわかっていても「それは嫌なんだ」ということってある。

例えば、お酒を飲まない人に大量のビールを贈るとか。そういう「お気持ちは嬉しいのですが、本当にお気持ちだけでけっこうです」というようなことだ。
愛情や好意とはわかっていても、「それはちょっと」というようなことというのは概して愛情や好意を示す側に「よかれと思っ

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