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なんでもいいけど家で食べたい

外食が続いたので今日は家で食べようと決めていた。

食事スタイルが決まっていると、普段は≪何を食べるか≫だけを考えている。
≪誰と食べるか≫と≪どこで食べるか≫がいつもと違ったときにはじめて、それらが食事の充実度を左右する大切な要素であることに気づく。

≪どこで食べるか≫が変わると、たとえ1人でもワクワクできる。だから外食が好きなんだけど、続くと疲れることを知った。
食べたいものは決まらないのにとにかく家で食べたかったのは、落ち着きたくなったのだろうと思う。

加えて、せっかく家で食べるのだから名前がない家庭的なものが食べたくなった。しかし冷蔵庫が空っぽの状態から作らなければならなかったので、リアルに頭を抱えた。どうしましょう・・・と。

「そうだ!この際に作ったことのない料理メモの消化をしよう!」と思い立ってからは早かった。

『暮しの手帖9』に載ってたらしい梅ねぎ蒸しを作った。
気になるレシピを抜粋した手書きメモの中でも初期のものになるので、最低限の情報しか書き残されていなかった。どなたのレシピなのか知りたい。美味しかったので。

スーパーにて、「そういえば梅干し好きなのに最近食べてなかったな」と思い、いつも選ぶ梅とは違う梅も合わせて2つ買ってみたり、「たまり醤油で焼きおにぎりつくると美味しいよ」という人生の先輩のアドバイスを思い出して初めてたまり醤油を買ってみたり、
なかなか楽しんで買い物をしていた自分がいたなと。

私は家で食べるのが好き。作るのも好き。買い物から好き。
・・・日常を愛しているじゃん。とさ

おわり

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