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こんな映画でした

昨日見た映画は
ドキュメンタリー「こどもかいぎ」

子どもたちが「かいぎ」をする保育園を1年間に渡って撮影したドキュメンタリーです。


こたえの無い世界で私たちはどう生きていくのか?
幸せな人生を歩んでいくには?


子どもたちが輪になり、一つの議題について話し合いをする「かいぎ」の中で、4、5歳の小さな子どもたちの素直な自分の思いを一生懸命に言葉にしていきます。

特に結論は求めずに意見や知恵を出し合い、参加者それぞれが新たな気づきを得る「対話」にふれることで、その楽しさと難しさを感じていきます。


大人からすると突拍子もないような発想に議長を務める保育園の先生も驚きを隠せません。


話し合うことにまだまだ慣れていない子どもたちは、相手の話を聞かずに話したり、座っていられずどこかへ行ったりとかいぎ中もドタバタ珍道中!


こどもかいぎ自体もすごいのですが、喧嘩など、揉めてしまった時に「ピーステーブル」という場で互いに席につき、面と向き合ってきちんと話してほぼ自力で落とし所をつけられることにも感心しました。


あまりに正直な言葉に、笑いが堪えきれません。
会場も大爆笑に包まれる場面もありました。


特に気になったのは保育士の先生達が普段の生活では見えなかった子ども達の人間関係について知らなかったことを知っていくところです。


「かいぎ」という話し合いを通して人に話を聞いてもらうことで「人」として認め合っていく1年間のドキュメンタリーには心をうたれる場面がたくさん散りばめられていました。



「話を聞く」って、人間が育っていく過程で本当に重要なことだと改めて感じます。



こどもに対しての理解を深めるためにこの映画を見るのもいいだろうし、自分自身の幼少期の記憶を蘇らせるためにこの映画を見てみるのもおすすめです。


私は鑑賞中、ついグッときてポロリ涙も出てきたので、感動系!と言えば感動映画かもしれませんが、客観的に見たらそうではない評価をされそうな感じですね。


この映画は実は前からずっと見たかったもので、自分で上映会開こうかとも考えていましたが、今回地元団体さんが会を開いてくださったことでようやくこの映画を観ることができました。


夏の長い休みは大好きですが、こういうのを観ると早く子どもたちに会いたくなってしまいます。


2学期、元気なみんなに会ってたくさん話を聞きたいです。


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