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「Scalebase」の世界観・目指す姿が分かる!(第1回Scalebaseユーザー会レポート)

はじめまして。サブスクリプションビジネスに特化した販売・請求管理SaaS「Scalebase」を提供するアルプ株式会社で、Bizチームに所属しているchikaです。

この度、6月21日にアルプ初の試みである「Scalebaseユーザー会」をオンラインで開催しました。そこで今回は、ユーザー会のレポートを通して、Scalebaseの世界観や目指す姿などをお伝えしたいと思います。

この記事は、以下のような方向けの内容になっています。
・ユーザー会に参加できなかったScalebaseの担当者さま
・第2回以降(未定)のScalebaseユーザー会に参加される担当者さま
・Scalebaseについて知りたい方、導入を検討している方

ここでは、当日のユーザー会の内容(目次)に沿って書いています。
ユーザー会のコンテンツの構成は、
①②:Scalebaseの世界観や今後目指す姿をお伝えする内容
③④:利用者への有益な情報提供やコミュニケーションを目的とする内容
となっています。


①アルプ代表伊藤からのご挨拶

ユーザー会の冒頭で、弊社代表の伊藤よりご挨拶をさせていただきました。
直近のトピックとして、「資金調達や人員計画をもとにしたプロダクト開発やCS採用の強化」「会計領域に強いドメインエキスパートの入社」を取り上げ、Scalebaseと各種会計ソフトの連携や、仕訳、収益認識などの専門性も踏まえて、お客さまに様々な提案をしていきたいというビジョンをお伝えしました。

またScalebaseは「意思決定と実現を繋ぎ、経営をScaleさせる」というプロダクトビジョンのもと、現状発生している非効率な販売・請求プロセスにおける現場側の課題と、プライシング設計やLTVの可視化、アップセル・クロスセルの管理といった経営側の課題、この双方に応えるプロダクトであるとお伝えしました。

Scalebaseのプロダクトビジョン


そして、「皆さまからの強い期待、ありがたいフィードバックがあるからこそ、Scalebaseが一層強くなる」という日頃の感謝の気持ちをお伝えし、「お客さまに『真摯』に向き合うことを第一に考えていきたい」という内容で締めくくりました。
(※「真摯さ」はアルプのバリュー・行動指針の最上位の理念でもあり、非常にこだわりを持っている言葉です。)

▶2022年2月に行った資金調達についてのリリースや伊藤のnoteは以下からご覧いただけます!


②Scalebaseの今後の開発計画について(プロダクトオーナー坂口より) 

続いて、Scalebaseの今後の開発計画について、プロダクトオーナーの坂口よりお話しました。

Scalebaseはまだまだ未完成で、要望やフィードバックなどをもとに、お客さまと共に作り上げているプロダクトです。そのため、今後の機能開発を楽しみにしていただいているお客さまも非常に多いと感じています。

坂口からは、「Scalebaseを箱として捉え、複雑な継続課金ビジネスの契約情報をしっかりと受け止め、その上でインプットとアウトプットをどれだけ柔軟に行えるか」が今後取り組む課題であるとし、「会計を締めた時の売り上げ情報、MRRといったKPIの可視化など、Scalebaseに集積した契約情報を最大限に活用いただけるように、アウトプット機能を充実させていきたい」と、お伝えいたしました。


具体的な開発内容(予定)として挙げたのが、「テンプレート出力機能」です。

テンプレート出力機能は、顧客・契約情報、請求実績、顧客の利用状況といったScalebase内にある重要なデータアセットを、Scalebaseが用意する指標(テンプレート)だけでなく、そのテンプレートの加工に対応することで、他の業務での活用を前提とした形で出力することが可能にするものです。

以下の画像は、アウトプットの例として挙げられた請求実績表です。こちらは標準テンプレートとして検討していますが、このようなデータを自由に出力することが可能になります。

請求実績表(イメージ)


▶また、ユーザー会の2日後には、インプットの強化として外部システムとの連携が可能になる「Scalebase API」のリリースを行っています。


現状では「請求書作成の効率化」や「契約情報の管理マスター構築」といった内容で評価をいただいており、今後は「経営をScaleさせる」という部分で、より期待に応えられるよう進化していく予定です。


③Scalebase活用方法のご案内(カスタマーサクセス岡部より) 

ユーザー会後半は、普段からお客さま対応を行っているCSチームが現場担当者向けのコンテンツを用意しました。

Scalebaseでは週1ペースで機能リリースを行っています。また大きな機能開発だけでなく、小さなストレスになっているところを解消するリリースも頻繁に実施しています。そのため「導入時にはできなかったが対応できるようになったこと」、「今まで問い合わせが必要だったけど管理画面上から対応できるようになったこと」も多くあります。

リリース内容は都度ご案内をしていますが、今回Scalebaseの画面を操作しながら改めて丁寧に説明する時間を設けました。(詳細は割愛します。)

また直近のリリース内容に加えて、「今こそ完全理解!Scalebase」と題して、Scalebaseで使われる用語で概念的な区別が少し難しい「請求一括オプションと請求周期の違い」などを説明し、Scalebaseをよりスムーズにお使いいただくための情報発信を行いました。

お客さまからは「確かにあまり違いを理解できていなかったかもです」といったコメントも

▶Scalebase独自の用語を簡単にご理解いただけるよう、今年の6月に管理画面上にガイドナビゲーションを設置ています!このような改善もCSチームで行っています。


④ワガママ歓迎!Scalebase大リクエストコーナー

最後に行ったのが、Scalebaseへの大リクエストコーナーです。タイトルの通り、あったらいいなという機能を忌憚なくリクエストいただく時間で、非常に多くのコメントをいただきました。

・外貨対応して欲しい
・請求データにカスタムフィールドを
・発行済み請求と請求予定を同時取得してキャッシュインを把握したい
・口座振替の対応ができると嬉しい
・各項目名のカスタマイズ
・API連携の構築をお願いしたい などなど

Zoom上にリアルタイムで流れてくるコメントを一言一句見逃すまいと、普段はフロントに出ないエンジニアをはじめとしたアルプメンバーも注目していました。実際にコメントがあがるたびに、「これは今計画中のリリースでできるようになるね」「あ~なるほど」と(社内でも)盛り上がりを見せ、ユーザーからの期待を実感することができました。

挙がった要望は、もちろん今後の開発計画の参考にしています!)

社内のSlackの様子


最後に

Scalebaseにとって初のユーザー会は、約50名の方々にご参加いただきました。開催後のアンケートでも「Scalebaseの今後の方向性が理解できて、ワクワクしました」「業務に追われて、問題ないところは深堀していなかったので、より深くScalebaseを活用するきっかけになった気がします」などのコメントをいただきました。

何よりもユーザー会を開催できるほどにお客さまが増えたこと、また実際に多くの方々にユーザー会にご参加いただけたことは、感謝しかありません。(今回はオンライン形式・Zoom開催で情報発信型の内容でしたが、将来的にはオフライン形式での交流会も構想しています。)

今回のユーザー会でお伝えした内容を、迅速にプロダクトに反映し、より多くのお客さまにScalebaseの価値を提供をできるよう、引き続き「真摯」に取り組んでまいります。

(ユーザー会運営の様子)

今後の機能開発や、直近のリリース内容についてご相談やご質問がある方は、担当のCSメンバーにお問い合わせいただければ幸いです。

またScalebaseにご興味を持っていただいた方は、是非こちらからお問い合わせください。


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