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美容師から異職種へ 職務経歴書の書き方



パラレルワーカーchikaです。


今回は、美容業界から異職種にジョブチェンジする時に、書類審査で伝わりやすい言葉の書き方をどうしたら良いかという話です。


正直、私自身も苦労しました。

50社以上は書類審査で落選です。

(まあ最初からパラレルワーカーで仕事させて頂きます。と記入しているのもあると思いますが…)



自分の失敗した経験を踏まえて、お伝えさせて頂きます。


凡庸スキルと専門スキルを知る


例えば、「グラボブカットとグラデーションカラーの評判が良く、指名紹介が増え、指名売上は150万円を超えました。」と書くとする。


私は美容師してますから、「なるほどねー!」となりますが、

普通の書類審査をする人事担当の方は、これが自社で何になるの?が普通です。


美容師は専門業種。

美容師同士でしか分からない言葉は、専門業種用語。つまり、専門スキルなのです。

どれだけ情熱的に分かりやすく書いても、あまり意味がないという事です。


実際、私は美容師でこれだけやりましたという実績で埋め尽くしてました。

同職種同業種のキャリアアップでの評価は抜群に高く、ヘッドハンターによるキャリアアップは容易でした。

しかし、転職エージェントを使って、異職種審査になると決まって「求めるスキル、能力が違う」つまりお門違い感ばかりの評価でした。


では人に伝わりやすくするにはどうしたら良いか。



どこの会社でも解釈しやすい凡用スキルを軸として、自己評価する事。



理美容師というヘアアーティストではなく、会社の中の理美容事業サービス営業担当という解釈の方がしっくりととらえてくれます。


そして理美容サービス営業の売る商品は、技術をもつ自分。


自分をいち商品として認識することでありますが、ここを取り上げ過ぎるとお門違いになります。


例に出すと、パソコン売ってた人が中古車販売に転職する時に、履歴書や経歴書にパソコンの詳細書いても意味がないでしょう。

ヘアアーティストとしてのプライドは、そっと自分の中に秘めて、大切にとっておきましょう。



サービス営業は、対人力が問われます。


ホスピタリティ、人への興味、協調性、人脈形成、気配り…など。
探すと色んな言葉がでてきますよね。


この人のサービスは、うちでも発揮しそうだなという言葉に置き換える事が大事です。


さっきの文面を書き直すなら、

「クライアントに商品を購入して頂けるよう、笑顔、気配り、心配りを徹底し、ホスピタリティを強化しました。また、クライアントの希望も傾聴しつつ、コンサルテーションし、メディア、情報で取り上げられている新しい商品をリサーチし提案、購入というミッションを率先して行動しました。
結果、個人営業売上150万円を達成しました。」


という感じでしょうか。


実際、これに変化してから落選するにしても「他に最適な人材が見つかった」など、お門違いではなく、求められるエリアに入ったという実感がありました。


技術+自分=商品。

対人力の話。

結果や成果に対しての具体的な取り組み内容。


というイメージです。




自分を知ってもらう為に、軸をどこに持っていくべきか。


見てもらう方に寄り添う経歴書を心がけましょう。


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