入院生活③ 身体の勉強〜


こんちは1型糖尿病のムカイです。

この病気、現代の医療では治せませんと宣告されます。一生インスリンを打つ生活ですよと。

自分でコントロールしないといけないですと。

そんなわけで、退院後の生活のために、入院中は病気の勉強をせっせとしなければいけません。


糖尿病とはどんな病気か?





糖尿病は血糖値が高い状態がつづく病気です。

健康な人はごはんを食べると、膵臓からインスリンを出して、糖をエネルギーに変換します。

1型糖尿病はインスリンの分泌がほとんどない状態、2型糖尿病はインスリンの分泌がうまくできない状態です。


血糖値が高い状態がつづくと、5〜10年後に神経障害や網膜症など合併症を起こします。


この合併症を防ぐ、進行を遅らすために、ご飯の度に自分で糖質量を計算してインスリンをうちます。




入院中、最初の頃は看護師さんが何でもやってくれましたが、途中からは、血糖値、血圧、尿糖を自分で測り、報告するとゆうノルマがありました。
そしてインスリン注射も自分で打ちます。最初はめちゃくちゃ怖かった、、



いままでね、体調悪くても寝れば治るし、体のムリもきくし、何しても健康体だと思ってたんですよ。

具体的には朝まで仕事したり、朝まで酒飲んだり、、まあ30代手前からはちょっとしんどかったけどさ。


この病気になってから、ごはんの食べ方で血糖値が変動したり、安定してないと寝つきが悪かったり、低いと集中できなかったり、、、

身体の状態を、数値と自分の体感で分かることで、人間て無理しちゃいけないんだなとつくづく思い知りました。もうちょい自分を大事にしようと。


病気になったのがいいとは思いませんが、自分で自分を分かるきっかけにはなったかなと、
身体に向き合ういい機会になったかな〜と思っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?