おうちで中華 - 枸杞梨湯(クコと梨の氷砂糖煮)
極左と言っていいほど左党(酒好き)の僕であるが、甘いものも嫌いではない。特に、中国の伝統的な甜品(甘味)は甘さを控えたものが多いので、むしろ好物だ。
今回は、noteレシピで初の甜品。枸杞梨湯(クコと梨の氷砂糖煮)をご紹介しよう。酒の肴にならないものなんて、極力手間をかけずに作りたい。そう思っている僕が作るくらいだから、作り方は超絶簡単で、それでいて旨い。
枸杞梨湯 枸杞梨汤
gǒuqǐ lítāng
煮込んだ梨は、香りが良くて、とろりとして、とても品の良い味になる。喉を潤す効果もあり、空気が乾いてくる今の季節にぴったりだ。
氷砂糖で甘味を調整するので、甘味が足りない梨を美味しく食べる方法としても、この料理は秀逸だ。むしろ現地だと、敢えて甘味の少ない雪梨(小ぶりな洋梨のような形)を用いることが多い。その場合、雪梨枸杞湯という。
SNSで「余った梨はもれなくこれにする」と書いたら、「梨が余ることがない」という声を頂いたが(笑)、そういう人は梨の新たな食べ方として試してみては如何だろうか。「え…おいしい…」と驚くことになると思うので。
尚、温かいまま食べるのが基本だが、冷やしても旨い。好きに楽しもう。
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