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おうちで中華 - 上湯西洋菜(クレソンのスープ煮)

久々に白切鶏(茹で鶏)を作ったので、鶏の茹で汁ができた。そこに生協でクレソンが届いた。となれば、作るものは決まった。

広東在住時によく食べていた上湯西洋菜(クレソンのスープ煮)である。


上湯西洋菜 上汤西洋菜
shàngtāng xīyángcài

上湯西洋菜(クレソンのスープ煮)

前にも書いたが、広東では馬並みにクレソン(西洋菜という)を消費する。旬ともなると野菜市場の棚にはクレソンの巨大な束(日本の5束くらいある)がうず高く積まれる。

色々な食べ方があるが、スープにするのが一番の定番。中でも、この上湯西洋菜は、レストランで最もよく見かけるクレソン料理だった。

調理は簡単。クタッとなるまで下茹でしたクレソンを皿に盛り、大蒜風味を付けてマッシュルーム(かフクロダケ)を足した鶏の茹で汁をかけるだけ。

でも、味わいはなかなか複雑で、クレソンのほろ苦さや食感と大蒜鶏ダシスープのコクが溶け合って、後を引く美味しさになる。

細かい話をするなら、お店が作る上湯(シャンタン)は単なる鶏の茹で汁ではなく、様々な材料を煮込んで作られるスープだが、ま、家庭料理なので気軽に行こう。変に鶏ガラスープの素など入れるより、茹で汁だけで作った方がクレソンの魅力を味わえると思う。

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