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おうちで中華 - 広式蒸鶏(広東式蒸し鶏)

dancyu 2022年1月号掲載レシピです(分量補完)

日中でも肌寒い日が増え、温かい料理を嬉しく感じる季節になってきた。そこで、今日は簡単でご馳走感のある蒸し料理をご紹介しよう。広式蒸鶏(広東式蒸し鶏)だ。広東の家庭料理で、我が家でも長年定番になっている。

ぶつ切りの鶏肉に下味をつけて、椎茸をはじめとした乾物とともに蒸す。それだけで、上品かつ旨味豊かで、食べ応えも十分なひと皿が完成する。


広式蒸鶏 广式蒸鸡
guǎngshì zhēngjī  

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広式蒸鶏(広東式蒸し鶏)

瑞々しい香りと味わいに、思わず頬がゆるむ。プリンとした鶏肉の鮮やかな美味しさは、蒸すという調理法の素晴らしさを感じさせてくれる。

主役はもちろん鶏肉だが、椎茸・木耳といった乾物たちも、コリコリジュワジュワシュキシュキと、様々な食感で脇を彩る。これらにも汁の旨味が染みて、あなどれないご馳走になるのだ。

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蒸し料理というとハードルが高いと感じる方も多いようだ。でも、慣れてしまえば実に簡単。味付けした材料を皿に並べて蒸すだけだから、手間も技術も必要ないし、失敗のしようもない。気軽にやろう。

また、乾物を揃えることを躊躇する人もいるかもしれない。面倒なら全部を揃える必要はないが、買ったら買ったで長持ちするし、この料理以外にも使いどころはたくさんあるので、困ることはないはずだと言っておこう。

熱々をほおばると、最後まで止まらなくなりますぜ。

レシピは1本300円ですが、マガジン「365日美味しい中華料理10選」なら10本で580円。1本58円となり大変お得ですので、マガジンをオススメします。

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