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おうちで中華 - 麻醤菠菜(四川式胡麻だれほうれん草)
今日の「おうちで中華」は、麻醤菠菜(四川式胡麻だれほうれん草)。ほうれん草が甘さを増す寒い時期にこそ、ぜひ試してほしい一品だ。
要は、茹でたほうれん草に四川式の胡麻だれをかけるだけの料理だが、この胡麻だれひとつで、ありふれたほうれん草のお浸しが四川料理に化ける。
麻醤菠菜 麻酱菠菜
májiàng bōcài
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43321809/picture_pc_8d7335c7ea365a4bbc4d93712eef4f71.jpg?width=800)
一見、単なる胡麻だれであるが、よく味わうと、まったりした胡麻の旨味の奥に、ごくごく優しい麻辣味が潜んでいる。子供でも食べられるくらいの穏やかな刺激に抑えるのがポイントで、食欲をググっと高めてくれる。
本場の四川料理レストランだと、超絶に麻辣な料理が並ぶ中で、この料理は一服の清涼剤的役割を果たす。言わば、四川料理界の癒し系だ。
余談だが、この料理は、本場だとほうれん草より油麦菜を用いる方が一般的だ。油麦菜は非結球レタスの一種で、台湾ではA菜と呼ばれる。油麦菜を生のまま切り揃えた様子を鳳凰の尾に見立てて、麻醤鳳尾なんて格好いい名前が付いている。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43321958/picture_pc_03773a54ec0c9fce09dad9faf55becc7.jpg)
油麦菜は日本だと麦レタスなどと呼ぶようだが、ほとんど出回っていないので、ほうれん草版をご紹介する次第だ。美味しさは勝るとも劣らずだし、気軽に作れるので、是非お試しあれ。
胡麻だれを作るのに必要な芝麻醤(胡麻ペースト)も、今は中国の老舗のものが通販で買える時代。常備しておくと便利だ。
簡単で美味しいですぜ!
レシピは300円で単体購入もできますが、マガジン「秋から冬の中華料理20選」だと980円でレシピが20本(1本50円未満)入ってますので、マガジンが断然オススメです。
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