感情とうまく付き合う
先日、娘たちと西松屋へ買い物に行った時のこと。
とても久しぶりに訪れたおもちゃ売り場に、長女は完全に浮足立っていた。
目的は雨具や、次女の誕生日プレゼント用にアンパンマンの靴下を買うことだったので、お目当てのスターカラーペンダントを買ってもらえなかった彼女は、その場で号泣・・・。
最終的には、外遊びでボロボロになった靴の代わりに、新しいソフィアの靴をばあちゃんに買ってもらい、ほくほく顔で店を後にしたのだけれど。
その時の様子を振り返りながら、帰りの車中で
「泣きたいほど欲しいものがあるって、すごいことだよねー」
と夫に話しかけたら、
「えっ、それより感情のコントロールが未熟ってことでしょ?」
と返された。
その時は、なるほどーと思った。
で、後日、次女のリクエストでお源さんといっしょを見ていたときのこと。
グレイテスト・ショーマン(ミュージカル映画)の「This is me」が歌われるシーンを見て、こんなに感情豊かに表現ができる大人っていいなあと思った。(1分以降の映像)
感情の豊かさを失わずに、感情をコントロールするにはどうしたらいいんだろう。
今のところ、
感じてはいけない感情はない。
ありのままの自分を、受け止めてもらえる環境がある。
ということが大事にな気がしている。
「感じてはいけない感情はない」という言葉は、2年前に森のようちえんの研修会でお話を聞いてとても心に残っている。
保育者は、感情をいい悪いとジャッジするのではなく、なぜそう感じたのかなど、その子の感情の交通整理をしようというお話だった。
日本人は空気をよむのが得意と言われるけど、感情に蓋をして周りに合わせてしまう日々は苦しい。
だから、その子自身の感情を受け止め、自分の中で整理したり、相手に伝えたりできるようにサポートできるといいなあと、子どもたちと向き合っている。
感じたことをうまく伝える言葉のコミュニケーションって、大人になってからも難しくて、私も日々学んでいるところ。
自分らしさに蓋をせず、何でそう感じたんだろう?と、感情とていねいに向き合っていきたいと思ったのでした。
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