遊びのはじまりをつくる力
山に小屋を建てている。休日も関係なく作業しているから、子どもたちと山で過ごすことも多い。
今、子どもたちがハマっているのは、端材を使った遊びだ。製材所でいただいたり、屋根の端っこを切り落としたりすることで出た端材を、もくもくと並べたり、積み重ねたりしている。
端材ってすごい。積み木にも、パズルにもなるし、燃料にもなる。いつかは朽ちて無くなるので、ごみにもならないのだ。
また、遊びに使えそうなものを拾い集めてきて、遊びのバリエーションを広げている様子を見るといいなあと思う。
遊びに使えるか?、どうやって遊ぶか?を考える機会は、既成のおもちゃでは提供しにくい。0を1にするか、1を2とか3に広げていく違いに似ているように思う。
何でも無いものを何かに見立てている様子もおもしろい。次女は、丸太の切れ端を赤ちゃんに見立てて、抱っこしていた。(家ではメルちゃんを抱っこしている)
森のようちえん活動をしていると、子どもたちの遊びのはじまりに出会う機会がたくさんある。1人か集団かでも、はじまり方は違うけれど、子どもたちの考えるスイッチがオンになっている様子を観察するのはおもしろい。
脚立で組んだ足場にぶら下がるのはやめてほしいけれど...引き続き、見守っていきたいと思う。
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