かとうちはる
パン粉とさら粉
見出し画像

パン粉とさら粉

かとうちはる

先日、森のようちえんの活動でコロッケを作った。例年は、3月頃にジャガイモを植え、収穫も楽しんでコロッケづくりをするのだけれど、今年は植える時期を逃してしまったので、地元産のじゃがいもを3.5キロ買って作った。

コロッケづくりにはいろんな工程がある。

じゃがいもを茹でる、皮をむく、つぶす、成形する。その後も、さらに小麦粉をつけて、とき卵にくぐらせ、パン粉をつけてから揚げる。うーん、なかなか多い。

だから、「家ではコロッケは作らない、地元スーパーのお惣菜か、生協の冷凍コロッケにお世話になっている。」と話すお母さんも多かった。私も、かなり生協さんにお世話になっている!子どもを見ながらこれらの工程を1人でこなすのは修行に近いが、みんなで一緒にやるとなんだか楽しい。

ちなみに森のようちえんでは、火をおこすことから始まり、ほとんど焚火で茹であげ、揚げるのも焚火だった。(カセットコンロを使うと、ボンベなどのごみも出るので、ごみを出さないことにも気を付けたいと考えている。)

小さい子には成形作業をお願いし、大きい子を中心にパン粉をつける作業などを担当してもらった。茹でたてのじゃがいもに、他の具材を混ぜたコロッケのたねは美味しいようで、つまみ食いをする子たちもちらほら。それはそれで楽しいからよし!

年中の次女は、1月にコロッケを作った時と同様、パン粉を使った衣づけを担当していた。パン粉を手ですくって、コロッケのたねにかける作業をずーっと、もくもくとこなし、結局、80個近いコロッケ全てに衣をつけきった。その時の手つきがあまりにも自然でどこかで見たことあるなあと振り返ったのだけど、それはままごとだった。

コロッケに衣をつける作業が、泥団子にさら粉を振りかける様子にそっくりだったのだ。ちなみに、さら粉とはどろ団子作りの仕上げに使う、細かくてサラサラとした砂・乾いた土のこと。(写真奥のピンクの容器に入っているの砂土がさら粉と思われる)

子どもたちは、保育園から帰宅した後や夕飯を食べた後にも、ままごとをしながら夢中で遊んでいる。だからきっと、コロッケづくりはすごく楽しかったんだと思うし、特に衣をつける作業は手つきがこなれていた。多分、私よりうまい。

ままごと遊びから、生きていくのに必要な料理へと動作がなめらかにつながっていて、おもしろい。これからも遊びを通して、いろんなことを学んでいってほしいと思う。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
かとうちはる

\読んでくれてありがとうございます!/ 頂いたサポートは地域の中で使い、ご縁をぐるぐる回していきたいと思います。

わーい!!!
かとうちはる
読むことと、書くことが好き。森のようちえん運営、郷土研究フリーマガジン編集をしながら、👧7・4・3歳を育てています。夫と(一社)ノヤマカンパニーを立ち上げ、教育・持続可能な暮らし・編集に関わる仕事をしています。愛媛県西予市在住。http://noyamacompany.com/