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お金と気持ちのバランス#夫婦で働く02

世の中には、いろんな仕事がある。

起業すると、好きな仕事をできていいねと思われるかもしれない。けれど、年金・保険、税金の支払い、計算など、想像以上にめんどうなことも多く、正社員で守られていた日々を、懐かしく思うこともある。

好きな仕事に集中するためには、めんどうなことにも手を抜かないことが大切だ。

で、最近すごく考えているのは、仕事の割合(内訳)について。どうやったら、健やかに楽しく暮らしていけるのだろう。

稼げるけれど心理的な負荷が大きい仕事、稼げないけれど、未来につながったり、幸福感がはんぱない仕事、お金にならないけれど、やるべきであろう仕事。

とにかくいろんな仕事がある。これらについて、お金と気持ちの2軸で考えてみたいと思う。指標についてはこんな感じ。

金銭面→稼げる・稼げない
気持ち面→楽しい・苦手(向き・不向き)


健やかに暮らしていくためには、①の仕事を増やしていく必要がある。けれど、そんなに簡単ではない。

実際のところ、我が家の状況としては、①が1割、②4割、③3割、④2割といった割合ではないだろうか。

楽しいことも、苦しいことも半々くらいだからこそ、楽しい仕事にシフトしていきたいと考えている。

一方で難しいなあと思うのは、”やりがい”だ。稼げて楽しいことばかりしていても、自分が理想とする社会に近づけるとは限らない。苦手と感じていて、稼げなくても、そのボトルネックに対応することで、理想とする社会に近づけるのであれば、そこにはやりがいが生まれる。

また、ボトルネックへの対応が、①楽しく稼げる仕事の量を増やせるポイントになるかもしれない。このあたりは、収入と気持ちのバランスがとても大切になってくると思う。

個人的には、最低限の暮らしを送れる安心感があってこそ、苦手な分野などチャレンジングな課題にも取り組んでいけるのかなあと考えている。安心した暮らしが保障されていない中で、ストレスの大きな仕事にチャレンジすることは、持続可能ではないから。

もちろん、人間は自分が得意なことをやるのがパフォーマンスも一番良いと思うから、できれば得意なことをやるのがいい。ここで話しているのは、得意なことをやり続けるために、取り組むべき苦手なこと、チャレンジングなことについてだ。

先日読んだ岩田さんという本の中で、「アイデアというのは複数の問題を一気に解決するものである」(言葉の主は宮本さん)とあったけれど、好きで得意なことをしながら、健やかに生きていけるようなアイデアを模索していきたい。

ちなみに我が家の考える「健やかな暮らし」はこんな感じ。

・学びの機会に参加できる
・会いたい人に会いにいける
・誰かを応援する消費ができる
・地域の美味しいものを食べられる
・好きな時に温泉に行ける
・読みたい本を買える

がんばります!

\読んでくれてありがとうございます!/ 頂いたサポートは地域の中で使い、ご縁をぐるぐる回していきたいと思います。