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6歳児とリフレクションカードを使って対話してみた

こちらのnoteを読んでやってみたいと思い、購入していたリフレクションカードを使って、長女と対話をしてみました。初めての様子を書き残しておきたく、まとめてみます。

リフレクションカードは、ゲーム感覚で気軽に内省(リフレクション)ができるカードです。 カードの問いに答え、なぜ?を考えることで、仲間の新しい一面や自分の隠れた一面に気付くことができます。

リフレクションカード

ざっくりとした流れはこんな感じ。

①話し手がテーマを決める
②聞き手が質問する
③聞き手が話し手にフィードバックする
④最後に話し手が気づきを言語化する

まず、テーマを選びます。長女は「最近思いもよらず上手くいったこと」を選択。(カードに書いてある言葉が難しいので、伝わるように言い換えました。)

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最近、保育園のみんなで考えた鬼ごっこが思いのほか楽しかったことを話してくれました。

「鳥鬼ごっこをやったんやけど、タッチする時にこうやって、片方の手でバサバサ飛んでる鳥のまねをしてタッチする鬼ごっこなんやけど、おもしろかったんよ~。あはははは~。」

保育園児たちの想像力はすごいなあ~、と聞き入ってしまった。

うまくいかなかったことは?という質問には、決まった子たちが鬼になってしまうことを教えてくれた。何度も鬼になると泣いてしまうから、あえてタッチをしない時もあるし、その子たちが鬼になったら、鬼を代わってあげる子たちもいるらしい。

正直驚いた。こんなにお話ができること、遊びがうまく回るように、集団の中でそれぞれが考えながら動いていること。

そして、質問に対してとてもうれしそうに答えている姿が印象的だった。目の前にいる本人から直接お話を聞く体験は、保育園の様子を書いてもらったノートを読むのとはまた違う。

質問が分からないと聞き返したり、しっくりする言葉や想いを整理している間の様子を観察できるから、さらにおもしろい。

こちらからフィードバックすることがあまりなかったので、最後に感想を聞いてみたら、「質問に答えるのがおもしろかったから、またやろう!」と言ってくれた。

お風呂に入るときやごご飯を食べるときに話は聞くけれど、1つのテーマでじっくりと話を聞く機会はこれまでなかった。でも1つのテーマを深ぼることで、いろんな気づきあった。そして、カードを使いながら進めていくからゲーム感覚で楽しめる。

リフレクションカードには、キッズバージョンもあるのだけれど、伝わる言葉に言い換えることで年中さんくらいから使えますよ~と教えてもらったので、しばらくはこのレギュラーバージョンで続けてみたい。

また、大人同士でもやってみたいな。

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