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しっかり読みたい

しっかり読みたいものが、どんどん、たくさん溜まってきた。具体的に言うと、本、twitterで気になったけどすぐには読めそうにないブックマークした記事。

いつか、そのうち、でもできるだけ早く読みたいと思う。

でも、仕事や日常のあれこれをこなしているうちに、読みたいと思った気持ちが薄まったり、忘れてしまったりして、また新しく本を買い、ブックマークしてしまう。

ここ最近、情報がインスタントになってきているように感じる。そして、それを摂取している自分も、どんどんインスタントになっているように感じてしまう。

私が読みたいのは、誰かが発した言葉をコピペした文章でも、反射的にテキスト化された言葉でもない。

誰かの頭や心の中をぐるぐると駆け回り、絞り出されたような言葉だ。

価値のある情報発信とは、(中略)ある記事に出会ったときにその賛否どちらに、どれくらいの距離で加担するかを判断するのではなく、その記事から着想して自分の手であたらしく問いを設定し、世界に存在する視点を増やすことだ。既に存在している問題の、それも既に示されている選択肢(たいていの場合それは二者択一である)に答えを出すのではなく、あらたな問いを生むことこそが、世界を豊かにする発信だ。
(引用:遅いインターネットより)

仕事に関しても、AかBの二者択一ではない答えを共に考えていく、力(体力?)を求められることが多くなってきた。早すぎる情報消費の渦の中にいては、自分なりの問いや答えはきっと見つけられないだろう。だからこそ、その渦の中からは、ゆっくりと抜け出したい。

そして、情報や世界に対する距離感と進入角度を、もっと自由且つ主体的にコントロールする力を身に着けたい。

改めて、じっくり読んで、考えて、じっくり書いていきたい、そんな風に思ったのでした。


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