「ビジネスとしてメルカリを使うやり方」を実際に出来るところまでやってみた

先日、ビジネスとしてメルカリを使うやり方の仮説を立てた。
その仮説に沿って進めてみた結果である。

まず、売りたいものの選定だ。手始めに軽くて郵送が楽で、使いやすいものという条件で考えて、タリンの大きな市場で売っている、丈夫なトートバッグを選んだ。
そして、自分のメルカリのアカウントをログアウトして、新しいアカウントを作って出品しようと考えた。そこでまず問題が起こる。

・メルカリは複数アカウントの所持ができない。
個人でもともとメルカリを使っていた私にとって大きな誤算の1つであった。アカウントを消して再度作り直しても、以前のアカウントでログインされるのである。以前のアカウントでログインされるということは、名前やプロフィールを変えても、売れたものの履歴などがすべて残り、相手に見えてしまうということである。
そのため、個人でもともと使っていた人は、そもそもビジネスとしての利用に向かない。

複数所持ができないのであれば、自分のアカウントを変えて出品しようと考え、いつものように出品をしようとした。

・メルカリは海外からの配送ができない
メルカリ自体が日本国内での利用を前提として作られているので、出品ができないのである。
出品しようとすると、エラーが出てきてしまい、出品を完了することができない。
配送地も日本国内しか選択することができない。そして、そもそもメルカリ自体がフリマアプリのため販売を目的に作られていない。
そのため、メルカリで輸入品を売ろうと思ったら、日本国内に帰ってきてから個人名義で販売するしかないであろう。

以上2点より、海外在住中にメルカリを使うのは不可能であり、長期滞在中のビジネスとしてメルカリを使うのは不可能である。

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