【詩】アベノマスク(2枚)
神様の拵えた運命、だとしたら愛せるよ
愛してもいいよ
読めない唇に代わって背中が綴り始める
見馴れた歩道橋の落書き
また会えるかな? また会えるかな?
繰り返し呟いて
まるで約束を欲しがっているようだった
視界を横切るのはあの日飛ばした紙飛行機
過ちだったといつか笑えたとしても
どちらが過ちだったのか、それを知る日は来るのだろうか?
浅はかな選択わかっているなら
今だけ、今だけでいいから正解を教えて
寧ろ血を流してでも
また会えるかな? また会えるかな?
繰り返し呟いて街路樹のように佇む
探し物はいつも空が隠してる
舞い降りる青鷺見上げて
誉められる生き方なんて何処にも存在しない
ただ、拭えたかもしれない涙と引き換えの消えない痛み
いつかまた巡り会えたならその時は迷わず選ぶだろう
もうひとつの道を何を犠牲にしてでも
だから一度だけ
一度だけでいいから正解を、ねえ神様
どうか僕を狂った夢から引きずり降ろして
そしたら這いつくばってでも
その笑顔取り戻すのに
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読んでいただきありがとうございます。例のお約束通りの・・・。内容はまあ、思いっきり遠回しに今の政治に対する私の思いです、とだけ。あとはご自由に汲んでいただければ・・・。
こういう私みたいな「詩」で遊ぶ、というか「詩」をおもちゃにするのってあまり他では見かけないのですが、もしかしてやっちゃいけない事なんでしょうか? 音楽にしても映画にしても小説にしても、こういったポジションの作品なんていくらでもあるのに、どうして「詩」だけが一方向からの決まったアプローチで固まってしまっているのでしょうか? まるで二重構造を拒否するかのような。。。単に私が勉強不足なだけなのかもしれませんが。それにしても不思議です。
今回画像は「みんなのフォトギャラリー」から頂きました。
読んでいただき、ありがとうございます。 ほとんどの詩の舞台は私が住んでる町、安曇野です。 普段作ってるお菓子と同じく、小さな気持ちを大切にしながら、ちょっとだけ美味しい気持ちになれる、そんな詩が書けたらなと思っています。