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組織改革を素早く簡単に

皆さま、お疲れ様です。忠犬管理職と申します。
ブラックユーモア濃いめのビジネスエッセイ。

企業内部で問題が2つ3つと立て続けに起こる時や3つぐらいの問題が重複して発生することがあります。その時、責任ある役職に就くと組織内の仕組みを変えるのではなく、組織自体を変えるよう求められます。

私が組織改革の時に考える項目を書きます。

  1. 強烈な反省論、市場で競争に負けた本質を見抜く。自分たちと競合の差を分析する。

  2. 負け症状のデータを「創る、作る、売る」に細かく紐付ける。部署やチームなど自分ゴトとして捉えるように仕向ける。

  3. 今度は部署を出発点として紐付けを逆に辿って、なぜ市場での負け戦に繋がったかを総括する。見落としや傲慢さなど。

  4. 聖域を設けず、なぜなぜを繰り返し社内の病気を「単純化」して、その反転ロジックを「意を決して集中して」組織改革案に落とし込む。

しかし、組織改革は非常に難しいです。
なぜか?それは既存組織には既得権益や仕事がやりづらくなるという理由で変化を拒む勢力が存在するからです。社内政治家を相手にして、組織を変えるのは疲れてしまいます。

そこで裏ワザです!

ズバリ、組織図を変えるです。
あなたはホワイトボードに変更後の組織図を書きます。組織図の見栄えが変われば、全体が進んでいる感じがします。部署名が変われば、名刺が変わります。この表面上の変化で多くの人が「(名前だけが)変わった事実」を受け入れます。あなたへの反対勢力は一切出現せず、なんなら新たな部署名の候補を提案してくるほど好意的になるでしょう。

注意!
本物の組織改革が求められた場合は、約2年間は一緒に船に乗り全力を出しましょう。戦略に忠実に動き、誠意と忍耐を持って谷からの脱出を目指します。その間に多くの人が入れ替わり、新しい環境になります。

以上です。

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