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失敗報告の難しさを克服する

皆さま、お疲れ様です。忠犬管理職と申します。
ブラックユーモア濃いめのビジネスエッセイ。

商品を開発製造販売している企業は、世の中にヒットするヒットしない、世間から明確な判定があります。多くの場合、失敗があります。その時、責任ある役職に就くと問題の原因と改善が求められます。

私なりの今後の商品開発に活かす検討項目です。

  1. 前例や過去の事例を確認して行動しているか。自社の過去経験から類似の学びがなかったを調べます。社長や取締役は過去の実体験の失敗を強烈に記憶しています、類似もしくは類推できる事例の場合は辿り着く必要があります。

  2. 同種のものと比較、対照ができているか。市場に類似商品(性能、外見、境遇、セールスポイント)を比較して必ず外に視野を広げます。

  3. 現在の相場観、判断軸(現代のトレンド、ムード、方針など)との折り合い、調整ができているかを調べます。

  4. QCDRS(クオリティ、コスト、デリバリー、リスク、セールス)の観点で考慮漏れがなかったを調べます。

しかし、反省内容は多岐に渡り難しいです。
なぜか?それは責任を逃れたい人や自分が可愛すぎる人など反省ができない伸びしろゼロの人が存在するからです。そんな薄い人生を送る人の相手をしていると、疲れてしまいます。

そこで裏ワザです!

ズバリ、すでに失敗を克服しているです。
事前にある程度失敗の可能性を予見した上で、次の開発で既にその問題は対応していると言います。付け加えて、更なる強化のために予算追加なんかしたりして、今回の想定より低かった売上を取り返すと勢いをつけます。あなたは、周囲からマーケットの将来を予見している秀才な戦略家だと思われることでしょう。

注意!
本物の反省を求められた場合は、約1年の反省期間(これは組織の反省と個人の反省の2部構成になっています)と約2年の猶予期間(この間に同じ過ちは絶対にやってはいけない、守りを固めます)を乗り越える必要があります。乗り越えた先には再び表舞台に返り咲けるでしょう。

以上です。

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