ズボラさんの手しごと帖|アルプス乙女のコンポート
先日買ったアルプス乙女。美味しかったけれども、旬ではないのでやっぱりそのまま食べるにはちょっと物足りないな…と思い、コンポートにしてみました。
覚えやすい材料で作ってみました。ズボラさん向けです。簡単です。
他の方が公開されているレシピを拝見したところ、砂糖→150gとする方が多かったです。
砂糖150gで作ろうと思ったのですが、水と白ワインの100という数字に気を取られ、砂糖も100gになってしまいました。ズボラですみません。
白ワインは開けているものがなく、代わりに日本酒が残っていたので日本酒にしました。お酒だし、色もなんか白ワインっぽいし、問題ないはず。
白ワインを入れるとアルコールの浸透圧でりんごから水分が抜けやすく、砂糖が染み込みやすくなるそうです。おばあちゃんになった時、知恵袋として孫に教えてあげたいです。
日本酒でも同じ効果があるのかどうか、正直わかりません。きっとあるだろうと信じ、日本酒の残りをすべて投入しました。ズボラですみません。
作り方
作り方はとっても簡単。どちらかというと、下準備の方に手間が掛かるかもしれません。
下準備は飛ばしてもいいですが、ていねいにやっておくと、何かが違うと思います。きっと。
下準備
アルプス乙女に竹串で穴を開けておきましょう。こうすると火の通りが早く、心なしか味もしっかり染み込みます。
レモンは国産レモンの場合、皮まで使った方がおいしいです。どこ産か分からないレモンだったので、皮は取り除きました。国産だったら惜しいことをしていますが、ズボラなので気にしていません。
材料をすべて鍋に入れて、火にかける
気持ち強めの弱火にかけます。中火というには弱いよね…と不安に思ったら、ちょうどいい火加減を攻められている証拠です。
あとは放っておくだけ!あら簡単!
鍋底に焦げつくのが心配だったので、時々、木べらでぐるりとかき混ぜます。魔女っぽくて思わず「くっくっくっ」と笑みが溢れます。
いや、砂糖やなくて氷砂糖じゃないか!!というツッコミが聞こえてきそうです。すみません。レモネードを作った時の残りの氷砂糖を使いました。すみません。
材料のところに「氷砂糖」とあると、「え!?氷砂糖を用意しなきゃいけないの!?」って不安にさせてしまうかなあと思ったので、砂糖にしました。ズボラですみません。
弱火で15分経過したくらい。
まだちょっととろみが足りないので、もう少し火にかけることにします。5分くらい追加します。時間はざっと覚えている程度です。ズボラですみません。大切なのは状態を見ておくことかと思います。
でもまあ、焦げて煙が上がったり、火事になったりしなければいいと思います。家が火事で無くなっちゃうの、ちょっと大変なので。
火にかけてから20分くらいで、とろみがつきました。りんごもだいぶ色が変わってしまいました。健康的な小麦肌です。夏ですね。
あとは火から下ろし、冷めるまで待ちます。冷めたかな?と思ったら保存容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
砂糖がたっぷり入って保存は効くと思いますが、なるべく早めに食べることをおすすめします。でも大丈夫です。美味しいからすぐ、なくなります。
紅茶に入れて、フルーツティーに。
私のおすすめの食べ方は、こちら。紅茶との相性はバツグンです。
普通のフルーツティーよりも砂糖が入っているぶん、甘めです。ダイエット中の方は要注意です!でもね、あなたは今のままで素敵です。
紅茶以外にも烏龍茶やジャスミン茶、ルイボスティーなどでも合うと思います。試していないけれど、きっと合うと思います。それはそうと、みなさんはルイボス茶って言いますか?私は言いません。
お好きなティーにコンポートを入れて、ごくごく飲みましょう。ズボラさんは水を飲むこともズボりがちですが、熱中症になっては危ないですから、何度も飲んでください。
もちろん、りんごは食べられます。思うままに、かじりついてください!
おわりに
料理研究家でもないし、料理が得意ってわけでもないけれど、こうやって何かを作るのは、楽しいなあと改めて思いました。
レモネードのシロップを作ったり、お餅をついたり。季節のてしごと、やっぱり好きなのかもしれません。ズボラさんの手しごと帖、また思いついた時に記録していきます。
あと、材料やレシピがいい加減でごめんなさい。こだわっちゃうとね、疲れちゃうから。ざっくりと楽しい方がいいじゃないですか。
さっき「季節のてしごと」って言っちゃったけど、りんごはまだ季節じゃないですね。まあ、細かいことはいいのさ。
りんごが季節を迎えた時、また美味しいりんご料理を作りたいと思います。アップルパイもいいな。焼きりんごも食べたいね。
ズボラだって、丁寧な暮らしがしたいのよ。