Ups and Downs
あっという間に時間が過ぎて、もう9月。
6月半ばにメンタルやられて、人生初、かなり落ち込んだ。いや、多分落ち込んだ時期はたくさんあったけど、ここまで自分が悪いんだと思い、今まで自分がしてきたことを否定された気分になったのは初めてで、1ヶ月くらい本当に辛くて、ほぼ毎日泣いてた。泣いてる自分にうんざりして、明日目が覚めなくても、何も問題ないな。私の存在価値なんてないな。何のために生まれてきたんだろう、って何回も何回も考えてた。
生まれることに理由などない。
そうネットに書かれていて、妙に清々しかった。ありがたかった。もっともっと夢のあること、役に立っているよ、あなたはと肯定してもらえること、そっちの方が昔は良いと思っていたし、私が誰かを慰めるなら、そのようにするけど、私が生まれたことはただただ偶然であって、その中で、いい時があって、やりがいを感じることもあって、それと同じくらいの数だけ、できなかったり、嫌になったり、失望したり、それが人生なんだってことに、ふと気付かされた。
少し私の物語としては、残念な結末なのだけれど、でも、そっちの方が気楽でいいし、むしろ、生まれた時が奇跡なのだから、今生きていること、息をしていること、健康なこと、ご飯が美味しいこと、時々話を聞いてくれる友達、仕事も嫌だったけど、それでも行く場所があること、そこではいるだけでも多少の役に立ててしまうこと、そんな環境が本当はとてもありがたいことなのだとも気付かされました。
お盆は大雨だったので、引きこもり生活をしました。数年ぶりに買ったサンダルは、思ったより紐が細くて、足に合わなくて、せっかく割といいお金を出したのに…と正直期待以下で、歩くのも外に出るのも嫌になった。
気持ちは少しずつ少しずつ戻ってきているけど、6月22日以前の私にはもう戻れない。私は、頑張らないということを知ったのです。頑張らない先に、思いの外ダメージがないということに気づいたのです。そして、自分が頑張ると、周りが頑張らないことに不満が溜まる。私は誰かを責めたいわけじゃない。だけど、私が頑張っているのに、周りがついてこないと失望してしまう。これって、全部私が私の価値観でいろんなことを測って期待しているからじゃない?だったら、自分が頑張らないことで、相手の不足を仕方ないね、と思ってあげられるなら、それでいいんじゃない?今は。と自分を肯定することにしました。
そして今日、私の中で特別な人に会ってきました。好きな人とも違うし、でも嫌いな人でもなくて、そういう意味で特別な人。今世では多分ここ止まりなんだけど、来世でもう一回会う気がする人。おそらく、前世でも会ってた人。一緒に過ごしていると、時間が経つのも忘れるほど、ずっと話していられる人。何回会ってもそう。6時間とか8時間とか平気で時間が経って、話題は尽きない。でもそれは、次会おうね、の約束がないからであって、だから相性がいいとかそういうことなのかと言われるとわからない。相性はいいんだと思うけど、男女としての相性はそこまでいいわけじゃないのはわかっていて、だから、私たちが今世で一緒になるということは、無いんだと思う。それが安心する気もするし、残念な気もする。例えば、20年とか30年後にお互いフリーだったら、一緒に暮らしたりしてもいいんじゃない?と思ったり。そんな私の勝手な妄想で、そんなことが実現したら面白いだろうなと思うこともある。男女の友情が成立したらよかったのに。
この現実の世界で、私はどうしても子どもが欲しくて、今8歳上の人と付き合っている。その現実を考えると、私はその彼と一緒に関係性を築いていくのが、メスとして一番賢いんじゃないか?と思う。生き物として、今付き合っている彼との相性はいい。彼のハグに安心して、割と素でいられて、結構幸せだと思っていて、彼にその気が本当にあるなら、彼と結婚しよう、子どもができてもいいな、そんなふうに思っている。
好きって感情が何かよくわからないけど、彼は私にまた会いたいと思ったら、それは好きなんじゃない?って言った。
愛ってなんだろうって聞いてみようかな。そしたら、なんて答えるのかな?
私の人生は、そんなに簡単に駒が進められないすごろくのように特別ルールが設定されているとか、何か細工でもされているのかしら?私が決断しようと思うタイミングで、なぜかその特別な人と会うタイミングが来るのです。
誰か同じような経験をしている人っていないのかな?私のただの勘違いかもしれないと思うと、無性に仲間が欲しくなります。
いい年齢の私は、とりあえず今週の日曜日に、今付き合っている彼に、少し先の未来について、話をしたいと切り出すのです。
私の選択はどれも正解でしょう。私が選びさえすれば。私は決断できるのかな?
決めるということがこんなに難しいと知らなかった。私はこれまでほとんどのことを自分で決めずに委ねてきたんだな、と実感せずにはいられません。
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