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海外での転職活動。駐在員と現地採用は何が違うのか

休職帯同を決めた私は、第三のコミュニティとして現地にて働くことをまずは検討しました。

日本でも1度転職をしていたため、流れは理解していましたが海外となると情報も限られてきます。

海外で就業する場合、「駐在員」「現地採用」があり、転職経験者という視点でまとめてみました。


①日系企業で海外駐在員として赴任する

海外駐在員として赴任することの最大のメリットは保険や家賃補助などの手厚いサポートを受けられることです。一方、デメリットとして帰国は会社の辞令によって左右される場合がほとんどです。

外資系企業に勤めていた私は、海外駐在員としての赴任のためには日系企業への転職が必要でした。
調べてみると「東南アジア駐在予定:〇〇職」という海外駐在を見据えた案件もあり、私も海外渡航前に海外駐在前提ポジションを探しました。

しかし、私のように渡航先が明確に決まっている場合、案件が少なく難しいと感じました。
また、渡航前に数か月間~数年日本での経験を積んでから海外赴任予定という案件が多く、この場合は渡航前かなり余裕をもって転職活動をすることが必要です。

同時に、数年日本で就業をしても会社の組織改編等で駐在員の配置変更などの可能性を考えると、駐在が確約されているわけではないということはリスクだと感じました。

<応募方法>
・渡航前に日本の転職エージェントを使用して応募
・企業のホームページから直接応募

※日本の転職エージェントは日本に居住する人を対象にサービスを提供している場合が多いため、渡航後は使用できなくなる場合もあります

②日系企業の現地採用

現地に進出している日系企業の現地採用ポジションとなります。
インドネシアは製造業をはじめとして、様々な業種が進出しており、仕事を選ばなければチャンスは少なくないです。

条件(家賃負担・交通費補助・保険)は企業との交渉に左右されます。私の場合はパートナーの海外帯同のサポートの条件が「扶養にはいっていること=配偶者ビザを取得していること」だったため、失われるベネフィットと得られる給与や補助を比較をしました。

<応募方法>
・現地の転職エージェントを使用して、企業に応募
・Linked in

日系企業の現地採用については転職エージェントからの紹介が最も効率的だと思いました。案件と情報数が違います。私は4つの転職エージェントからサポートいただきました。

転職エージェントとのやりとりは日本での転職活動と同様です。
ⅰ)エージェントの方と面談し希望の業界・業種・待遇の相談
ⅱ)エージェントからの案件紹介
ⅲ)興味のある企業に応募
ⅳ)面接の日程調整やオファー内容の交渉

③外資系企業(本社が日本以外)の現地採用

正直、かなり案件は少ないです。
というのも、インドネシアという国は人口も多く、国内の労働力を使ってほしい。そんな中で、日本人を雇うということはそれ相応のメリット(経験・スキル)が必要となります。

<応募方法>
・現地の転職エージェントを使用して、企業に応募
・Linked in

面接における②との大きな違いは英語面接があるかどうかです。
また、語学力についてはインドネシア語は必須ではなく、英語でのコミュニケーションがとれれば応募可能な会社が多かったです。


私は、日本にいる間に履歴書、職務経歴書、CV(英語版職務経歴書)を準備し、応募・面接を実際に開始したのはインドネシアに入国してからです。

面接のときはそこで就業することをイメージしてなるべく対面での面接をお願いしました。

希望する職種や業界によっては案件も少なく、私の場合も長期戦になることも覚悟していました。幸い、数か月で就業先が決まり、まさに転職はご縁とタイミングだということを強く感じました。

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