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寄付っていいこと?悪いこと?

寄付することについて、昔は少し抵抗がありました。

1人を助けたって、あるいは、一団体を助けたって、
世界中にはもっともっとたくさん困っている人たちがいて、
その人たちだけを助けたって何にも解決しないし、
もしかしたらその人たちよりも困っている人がいるかもしれない。
その寄付が本当に役に立つのかも、確証はない。

そんなことを考えたら、そこに寄付することがいいことなのかどうかわからなくなって、
ただの偽善的な活動な気がして、
寄付することを躊躇していました。

でも2年ルワンダに住んで、考え方が少し変わりました。

日本人がいかに簡単にお金を稼げるか、そして日々いかに不要なものにお金を払っているか、実感しました。

例えば、日本人にとっての1000円は、ルワンダでは約1万円くらいの価値がありました。(感覚的に)
日本では1時間バイトすれば学生でも簡単にもらえる1000円が、ルワンダではとっても大きなお金でした。

日本人にとって1000円って、コンビニでお菓子毎日買ってたら、簡単に1000円超えちゃいます。
新しい化粧品や、ちょっとした雑貨を買ったらすぐ無くなります。
1000円くらい、無くても良いものに日々使っちゃうんですよね。

アフリカに住んでから日本に帰ってきて、日本がいかに必要のないもので溢れているのかも、実感しました。
(それでも素晴らしいマーケティング戦略により欲しくなるんですが…笑)

なくても良いものを買うことにお金を使うよりは、
本当に役にたつのかどうか判断がつかなくても、
誰かの幸せを願って、
今、困っている人にお金を渡したいな。

そんな風に思えるようになって、
最近は割といろんなところに寄付をするようになりました。

稼いだお金の本当に必要な部分以外は全部寄付すべき、とまでは思いませんが、
生活に余裕があるなら、ほんの少しでも世界のどこかで困っている人たちに分けてあげる心の余裕があってもいいんじゃないかなと思います。

協力隊経験を経て、寄付が必要な友達や情報がまわりに増えたのもあるけど、
たぶん捉え方が変わってなかったら情報増えてても寄付してなかっただろうなーと。

そんなことを考えてシェアしてます。

誰かの幸せを願うことは、最終的に自分自身の幸福度の向上になることは科学的にも証明されているそうです😌✨

長くなりましたが、私が青年海外協力隊としてルワンダに派遣されていた際お世話になったの友人Iddyさんの息子さんが難病で困っています。
ご関心ある方はぜひ以下の記事から詳細ご確認していただき、ご協力いただけたら嬉しいです。

*私とIddyさんについて追記

IddyさんはJICAのルワンダ事務所で働く現地スタッフの一人です。

隊員のお世話係のような仕事をしていたIddyさんは、いっつもニコニコしていて、
慣れないアフリカ生活でしたが、なんとなく会うとほっとできるような人でした☺️

ご近所トラブルで困った時などは、家まで駆けつけてくれて、周りの人や近くの警察に連絡して話をつけてくれました。

たくさんの方に「アフリカで暮らすなんて、大変だったでしょう。」
と言われますが、私は全くそんな風に感じませんでした。

私にとってルワンダでの出来事が楽しくて素敵な思い出ばかりなのは、Iddyさんのようなスタッフの助けがあったからだと思います。

そんな私のルワンダ生活を支えてくれた一人であるIddyさんが困っています。
ほんの少しでも力になれればいいな、と思い、今回投稿しました。

Iddyさんの生まれたばかりの幼い息子さんが難病を持っており、
ベルギーで手術を受ける必要があります。
その費用が2000万円程かかるそうです。

現在、元協力隊員などが中心となって、クラウドファウンディングで寄付を募っています。
詳細は上述のリンク先の記事を見ていただいたら詳しく書いてあります。

寄付にご協力いただける方は以下のリンクからお願いします。
”Gofoundme”

大切な友人の幼い命が救われますように。

**追記**

Ganzaくんの手術費用2,000万円が無事に集まったそうです!

ご協力いただいた方、そして声をあげてくださったスタッフの皆さん、ありがとうございます。

一日も早く無事に手術がおわりますように…🙏✨

**追記2**
無事に手術が終わったそうです🌟
本当によかった…^^
一緒に見守っていただいた皆さま、ありがとうございました!!

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