「きっかけはこれやねん」

いつの日か「どうやって夢を叶えたの?」と問われたときに、「きっかけはこれやねん」と言う未来が見えるほどに明確なきっかけがあった。
背中を押してくれるかのように、そんなきっかけがいくつか重なった。

中でも大きかったのは
「今さらだけど、アドラー心理学を実践してみたらすごかった!」を読んだこと。

たしかにすごかった。


アドラー心理学については、もともと少しだけ知っていた。
それこそ「嫌われる勇気」が注目を浴びていた真っ最中に読み、衝撃を受けて何冊か本を読み、自分の中に落とし込もうとしてはいたけどいつしか薄れ。
ここ最近で、人事の仲間がアドラー心理学について学んだり発信しているのを聞いて、やっぱりきちんと学び直したいなと思っていたそんなタイミングで本屋さんで平積みされているのを見つけ、一気読み。

著者の思考が変わり、行動が変わり、結果が変わっていく様にどきどきした。
読み終えた後は、身近な友達がやり切った一部始終を見たような感覚だった。

「俺も何かやりたい」というフレーズがでてきたとき、まだ序盤だったにも関わらず「わたしもやりたい」と思った。

人事という仕事をして12年。
もっと勉強したい、仲間たちに貢献したい、と思いながら、さまざまな人生の嘘にまみれてきた。

自分の軸で生きてこなかったことに気づいたのと同時に、わたしにもできるんじゃないかと自分に期待していることに気づき、そんな自分に驚いた。
「勇気の心理学」ってこういうことなの?

わたしも、自分自身、娘や夫、家族、友人、知人、仲間たち、まだ会ったことのない人たちを勇気づけられる人になれるんじゃないか。

今までのわたしだったら、もっときちんと勉強してから、とか、また人生の嘘でやらない理由を塗り固め、それはそれはご立派な砦を築いていったのだろうけど、わたしがこうやって試行錯誤することを発信することが、だれかの勇気になるんじゃない?それ自体が自分の学びになるんじゃない?と思い切って進むことにした。
ありがたいことに背中を押してくれる人もいる。

冒頭、「どうやって夢を叶えたの?」と問われたときに、と書いたけれど、この記事も2投稿目だし、そんな日が来るのはまだ先でしょう。
でも、絶対そうなる。そうするという、強い決意を持って。

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