ゴールドマン・サックス流女性社員の育て方教えます #読書
こんにちは!
今年の冬休みはロックダウンで旅行もできないし、今までのように毎日晩酌で健康損なう路線からも脱却したいしで、空いた時間を少しブログ書いたり読書したりすることにしていました。
この本はAmazonで見て気になっていたところに、私のコーチが読んだと聞き読んでみることに。読んでみると、これがとにかく面白い。
「ある、ある!」
とか
「女性ではある、ある!だけど、男性には当てはまらないこと」
に納得してみたり。
ゴールドマンサックス社が実践してきたり、松井さんが考えられる望ましい解決法も、「なるほど!」と思うことが本当に多くて、ついついページをめくってしまいあっという間に読みました。
特に「女性部下の意思を勝手に推し量るのはやめる」「悩める女性にはあえて難しい仕事」は産後の所謂マミートラックの原因となる産後復帰ワーママのキーポイントだと思っていますので、ちょっと感想書いてみたいと思います。
女性の部下の意思を勝手に推し量るのはやめる
女性、特に小さいお子さんをお持ちのワーママでも経験ある方いらっしゃるかもしれません。私はありました!
私の会社には定期的な研修があり、年度当初に上司経由で申し込みをします。研修の中には管理職昇格へ向けた必須研修も含まれているので、当時管理職を目指していた私にとって、家庭や育児を夫に頼んでも受けたいと思っていたのですが、育休復帰後2年目の私にはなかなか案内来ません。上司に聞いてみると
「お子さん小さいから参加しないかな、と思って案内回してないよ」
と一言。。。
「事前にわかっていれば夫に協力してもらって参加したいので」と説明しました。申し込み締め切りは過ぎていたもののその上司が人事と掛け合ってくれてなんとか受講できました。
他にも「子供がいる人は、こういう仕事が向いているはずだから、この仕事をやるべき」という考えをお持ちの上の人もいました。
人それぞれ状況も、意思も、望むキャリアも違うんだから、会社や上司が決める前に一度ちょっとでもいいから話す機会あるといいよなー。と思っています。
悩める女性にはあえて難しい仕事を!
上でも書きましたが、女性だから、子供がいるから、家庭を持っているからというありがたい考え巡らせてくださる、方いらっしゃいます。仕事の内容も「お子さんいるから、時間内に終わる仕事、簡単な仕事」という割り振りになっていたり、業務量があえて低く設定されている場合、仕事のやりがいに対する疑問をもってしまうことあります。
私は復帰後、子供小さくて大変だからという配慮から割り当ての業務量が低い時期ありました。その時は暇な時間が結構増え、周りの雑用やこまごました仕事を手伝って時間を埋めていました。その時に思ったのは「子供預けて働きに来て、何やってんだろう、私」ということでした。この本でもありましたし、同じような話は実際周りで何度か聞いたので、結構ある話かと思います。
上司の方ばかり大変だとは思うのですが、キャリア志向の女性には配慮する前にチャレンジする意思を確認してもよいのかな、とは思います。
私の場合、当時の上司に時間を取ってもらって、自分の状況(家庭や子供の状況、仕事の負荷状況)を説明し、もう少し仕事を増やしてもらえないかというお願いをしました。理解のある方だったので、リーダー業務を追加で任せてもらえることになりました。時間的なやりくりは大変でしたが、効率的に質を維持する方法を考えながらやり切りました。
尚、「暇で給料もらえてるんだからいいじゃない」という意見もありますし、実際私も言われました。
女性で働いている人って、給料だけではなくてキャリアアップや自己実現も目的になっている人結構います。そういう人にとって、
こういう意見が出るところにいてもキャリア実現は難しい=異動、転職
となりやすいと思いますので、この発言は注意必要だと思います。
女性は男性と違い人生のステージによってキャリアへのスタンスが変わるため、男性のように年齢や経験だけで仕事を決められないように思います。面倒でもその違いを埋めるような対話があれば、女性が活躍できる方法、道ってもっと増えるような気もします。これは上司や会社だけでなく、本人にもいえることかな、と思います。自分から言い出すと意外と会社や上司って聞いてくれるものです。
最後までお読みくださりありがとうございます。
ではよい一日を!
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