女性の子連れ海外駐在を経験してみて
海外駐在女性のための国際キャリアデザインコーチ Shellyです。
最近女性の海外駐在の方が増えていると感じることが多くなりました。それに伴いお子さん連れで駐在される女性も増えているように思います。私自身も現在は子供と夫を帯同し駐在しています。
今日はお子さんがいて海外駐在の可能性がある女性へ子連れ駐在の実態、メリットデメリットと私が振り返って考える望ましい準備について纏めます。
お子さんを連れていくかどうかは駐在先の状況、ご家庭の方針やお子さんの年齢によっても変わりますが、一つの例としてご参考になれば幸いです。
うちの例
子供が5歳になる直前に渡航。ママっ子でした。赴任する前から海外出張は何度かありましたが、その1週間の出張も頑張って我慢していたのがわかりました。そのため同時赴任で帯同することで会社にはお願いしていました。(うちは家族帯同時期は赴任後3-6か月後、というのが原則。ですが事情話すと特例が認められる場合も、と聞き打診しました。言ってみるもんです)
娘は日本で保育園に通っていました。先生には4か月前位に伝えていたのですが、不必要な不安は起こしたくなかったので娘には異動の1か月程前に伝えました。
伝えたときは「なーんか、そんな気してたんだよ」
大泣きされる覚悟で伝えたものの、あっさり受け入れてくれました。
駐在する前も何度かドイツに出張したことはあったので
「ママ、仕事、ドイツ」
というキーワードがあったのかもしれません。
子連れ駐在で良かったこと
良かった点は以下の3つ。
✔一緒に過ごせる
✔生活のメリハリがつく
✔子供繋がりの人脈が増える
具体的には、、、
なんといっても子供と一緒の時間が過ごせるのは
子供が異文化の中で成長するのを見るのは楽しみです。今までと違った環境の中で子供の違った面を発見することもあります。
子供が笑顔でいてくれるから癒され、嫌な仕事も頑張ろう!と思います。
また子供がいるから帰らなきゃ、という心理が働くので、働きすぎを防ぐ効果がある気もします。私自身夫と二人の駐在生活ではよく、長く残業していましたが、子供がいると違いますよね、、やっぱり😁😁
そして人脈の広がり。
子供がいると、学校や幼稚園の先生とも話すし、ママ友もできるので
情報交換でき、世界が広がります。特に女性駐在の場合、平日の昼間に開催される地域の日本人婦人会には参加できないことが
多いし、中々現地の友人を見つけるきっかけも探しにくい。
子供帯同すると子供繋がりの人脈が増え、知り合いも増えました。これも子連れになって一番変わった点の一つです。
大変なこと
一方の大変なことは纏めると以下の3つです。
✔時間マネジメント
✔なんでも子供連れになる
✔教育
具体的には、、、
サポートする家族やシッターさんがいないと、時間的に非常に厳しいです。海外なので勤務時間は短いとは思うのですが
特に海外だと親やナニーさんが送り迎えしなければならない国も多く、日本より放っておけないように思います。
家族と一緒に育児できる状態か、シッターさん、ナニーさんに頼める状態を作っておくと自分の負担はかなり減ります。あとは食洗機やロボット掃除機の活用も助けになります。
周りにあずかってくれる両親や親戚がいないので、子連れで動くことが多く、大人だけで出かける、という機会はかなり減りました。(これはシッターさん利用すればいいらしいですが。。。)
教育が一番大変で、気を遣うところだと思います。
海外駐在の方は帰任前提の方が殆どです。日本人学校がある地域で日本人学校に入る場合を除いては補習校や家庭で日本語や日本の勉強を補う必要があります。それも時間的な負担になります。
日本語や日本の勉強についていける準備をしておかないと戻ってからついていけなくなるため皆さん苦労されていますね。
特に日本語を家庭以外で話さない場合だと日本語の発達への影響は顕著です。うちも今この状況のため意識的に日本語を使う機会(日本語の絵本や歌のオンラインサークルに入るなど)を増やすようにしています。
子連れ駐在準備の振り返り
最後に子連れ駐在するまでに何を準備したかを反省を交え簡単にお話します。
✔年齢に合わせた絵本/本や学習教材
海外では中々買えないことも多いので引越し荷物に数年分まとめて入れておきました。
✔幼稚園学校選び
これは私はさぼったので、着任してから必死で探しました。
特に私の住む地域は待機児童があったので、現地の方でも探すのに苦労するといわれていました。予め調べておくともっと早く入園できたかもしれません。。。
✔予防接種
現地で学校や幼稚園に通われる方は予防接種必須です。国によっては予防接種の履歴がすべてそろっていないと入園、入学できないところもあります。
日本で定期接種になっていないものもあり、それは現地到着後の接種になるので日本で受けられるものは全部受けておいた方がいいです。
✔語学教育
母国語をしっかり学ばせたかったので日本にいる間は外国語は一切勉強させず。絵本の読み聞かせはできるだけ毎日やってました。ドイツで幼稚園に入った時は英語もドイツ語もできずに娘自身かなり苦労していました。その一方、日本語の発達は割と早かったせいか、渡航後の日本語退化スピードはかなり遅いと思います。どっちがいいとは言い切れないのですがこういうケースもあるということでお伝えしておきます。
まとめ
子連れ駐在のあれこれ、お伝えしてきました。
いい面も悪い面もある子連れ駐在ですが、
私は子連れできて良かったな、と思います。
勿論気を使ったり、大変なところもありますが
子供の知らない面を異文化で見つけたり、
異文化で一緒に頑張ることで今まで以上の連帯感が生まれたり
これは子連れ駐在ならでは、なのかな、と思います。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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また次回!
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