小さなチャンスにNoを言わないと色んなおまけがついてくるかもという話
私が入社した当時、英語が話せる人がまだまだ少なく、交換留学でも私の英語は社内の色んなところで重宝された。 製造方法を学びに来たイギリス人へ現場のおじさんの説明を通訳するところから、観光に連れていくときの通訳という業務中の癒しのようなところもあり、マネジメントレビューミーティングでの事業役員の通訳まで。
英語はできても、日本語で知らないことを通訳できないから(製造現場の用語は日常生活で使わないので、特に大変だった)勉強も含めて結構時間を費やした。最初は面白かったし、私が必要とされている感じがモチベーションも上げてくれた。それにも慣れてきて、仕事もそれなりに忙しくなると出てくる気持ちは「面倒くさい」「私じゃなくても、、、」なのに仕方なく10年近くそういう仕事は私に回ってきて代わりにやる人もいないからNoも言えず引き受け続けた。
さすがに10年近く経ち、私が一度目の駐在~妊娠・出産を経て復帰するあたりになると若い英語が担当な社員が増え、遂にお役御免となったが。
この経験のおかげで社内の色々な人と話したり、顔や名前を覚えてもらった。中には会社の上層部の人もいたし、海外拠点の人もいた。そういう人に顔を覚えてもらって、話をすることもあったし、ずっと後になって一緒に仕事をすることになった人もいた。それが後々、引き上げてくれる人に繋がる縁だったり、実際引き上げてくれる人だったりしたから人生何が起こるかわからない。
小さい、つまらないと思うような仕事やチャンスでも縁あって来たものには何かしらのおまけが隠れているような気がする。
今は仕事と家庭とで精一杯で、そういうボランティア的なことに時間を使うことは少なくなったが、今でも隠れたチャンスということは実感することがある。もし、時間的に気持ち的に余裕があれば、一度試してみてもいいかも。。すぐには結果は出ないかもしれないけど、実はおまけ、チャンスの種かも!
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
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