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Münchner Philharmoniker 12.03.23 コンサートの記録:パーヴォ・ヤルヴィ指揮ミュンヘン・フィルのコンサート(3月12日、ミュンヘン・イザールフィルハルモニー)

3月12日、ミュンヘン・イザールフィルハルモニーでパーヴォ・ヤルヴィ指揮ミュンヘン・フィルのコンサートに出かけました。


コンサートマスターは青木尚佳です。
ドイツのトップ・オーケストラのコンサートマスターを務める日本人は現在3人。

ベルリン・フィルの樫本大進、
コンツェルトハウス管の日下紗矢子、
そして青木尚佳です。

近年、ドイツの音楽界で活躍する日本人がめっきり減っている中、この3人は素晴らしい仕事をし、尊敬を集めています。

プログラム。テーマはスピリチュアルです。


エストニア出身のヤルヴィ一家、つまり父(ネーメ)、弟(クリスティアン)と、同じエストニア出身の作曲家アルヴォ・ペアトとの親交はよく知られています。
今回も前半にペアトの作品を演奏しました。
《第三交響曲》は1972年にタリンで世界初演されました。指揮はネーメ・ヤルヴィ。この作品はネーメに献呈されています。

コンサート終了後、私の後ろの席にいたご婦人2人が(75歳前後だと思われます)、「現代作曲家だから覚悟してきたんだけど、耳に優しくて良かったわ。そう難しくないし。現代作曲家の作品だと何がなんだかわからないのも多いじゃない。理屈は大そうなものだけど。でもね、まず聴いてみなくちゃわからないし。それにメンデルスゾーンはいつ聴いてもいいわね。幸せな気分になれる」と話していました。

コンサート・ドラマトゥルギーはやはり鍵です。

FOTO:©️Kishi

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