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Gärtnerplatztheater 26.01.24 オペレッタの記録:ゲルトナープラッツテアター(ミュンヘン)、ツェラー作曲《小鳥売り》プレミエ

1月24日、ミュンヘン・ゲルトナープラッツテアターでカール・ツェラー作曲のオペレッタ《小鳥売り》新制作初日公演を観ました。

ツェラー(1842〜1898)はウィーン少年合唱団のメンバーとなったあと、ウィーン大学で法律と作曲を学びました。
高級官吏となったのですが、1897年には相続案件に関する偽証罪で有罪判決を受け、禁固刑が下されます。
ツェラー自身は病気を理由に法廷に姿を現しませんでしたが、ツェラー夫人が判決を不服として控訴します(妻、エライ!)。
上級裁判所はこれを受け入れますが、ツェラー自身は1898年に肺炎で亡くなってしまいました。56歳でした。

さて、《小鳥売り》はツェラーの作品の中で最も有名です。1891年1月10日、テアター・アン・デア・ウィーンで世界初演されました。

世界一有名な『小鳥捕り』はモーツァルト《魔笛》のパパゲーノですね。
ゲルトナープラッツテアターは今シーズン最初のプレミエに《魔笛》を選びました。→

《小鳥売り》はカーニヴァル・シーズンに向けての新制作です。オペレッタは時事的でないと面白くなく、今回も「ご当地」かつ「現在」となっています。

指揮者ブラマルとソロ歌手たち。

演出チームが出てきました。

FOTO:(c) Kishi

以下の写真は劇場提供のものです。© Marie-Laure Briane


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