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Münchner Opernfestspiele 15.07.23 オペラの記録:ミュンヘン・オペラ祭、ヘンデル作曲《セメレ》プレミエ(プリンツレゲンテンテアター)

ミュンヘン・オペラ祭も中盤です。
二つ目のオペラ祭新制作、ヘンデル作曲《セメレ》のプレミエを観ました(7月15日、プリンツレゲンテンテアター)。

この日、最高気温36度、さすがに暑い!

昨年12月15日、沖澤のどか指揮のコンサートに行きましたが、その時は大雪。


フォワイエから階段を上がって客席へ。

劇場の中庭。外は暑い・・・

プログラム。

《セメレ》は元々オペラ作品ではなくオラトリオです。
これはニューヨーク・メトロポリタン・オペラとの共同制作。

FOTO:©️Kishi


以下の写真は劇場提供です。© Monika Rittershaus

冒頭、結婚式を控えたセメレ(ブレンダ・レイ)とアタマス(ヤコプ・ヨゼフ・オルリンスキ)。背景には鷲に姿を変えたジュピターがセメレを狙っています。

セメレはしかしアタマスと結婚する気はありません。

ユピター(マイケル・スパイレス)の登場。
スパイレスもバレエ・ダンサーと一緒に踊りを披露し、喝采を受けていました。

ユピターの妻ユノは嫉妬深い。

カウンター・テノールのオルリンスキはブレイクダンスを踊ることでも有名です。
アタマスは冴えない男なのですが、メガネを外すと一変!この表情!

ブレイクダンスを披露します。

ユピターはセメレ(の体)を狙っていますが、セメレはまず拒否。
ユピターはセメレに「なんでも願いをきく」と言います。
ユノにそそのかされたセメレはユピターに「本当の姿を見せてほしい」と言うと、
約束事に従って、セメレはアポロに焼き殺されてしまいます。

最後のシーン、アタマスを愛していたイノ(セメレの妹)とアタマスの結婚式。
左には死んだセメレがいます。

この日、18時に始まった公演が終了したのは22時半近くでした。2回の休憩(合計1時間ほど)がありましたが、それでも上演時間は3時間を超えます。
ヘンデルは最大のオペラ作曲家の一人ですが、オラトリオではより自由に、特に女性の扱い方が面白いと思います。


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