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オペラ:ワーグナー作《ジークフリート》、エルル・チロル・フェスティヴァル、08.07.24 Tiroler Festival Erl

7月8日、オーストリアのエルルでのチロル・フェスティヴァル、ワーグナー《ニーベルングの指環》チクルス上演の第二夜《ジークフリート》を観ました。

エルルの場所。

プログラム。

連日、夏日が続いています。

エルルには劇場がふたつ並んでいます。
6年に一度、村人たちが行う有名な受難劇の場所はこの劇場です。
客席数1500人で、キャパが大きいので、《指環》上演はこちらの劇場でした。

その歴史もあり、「キリストのイバラの冠」のオブジェがあります。

通常の劇場と違い、緞帳がありません。ステージ設営中。

オーケストラはステージ後方におり、指揮者はステージに背を向けているため、歌手はモニターを見て歌います。モニターは客席最前列に6台ありました。
また、下の写真で少しだけ見えるのですが、天井部分は木が剥き出しです。
これは建設中にお金が足りなくなったので未完成なのだそうです。
しかし、ステージ横のコンクリート部分と天井の木製部分がなぜかうまく機能しあい、調和して、良い音響をつくっているのに、関係者も驚いたそうです。

向こう側に見える黒っぽい屋根が新しい祝祭劇場です。

(カーテンはないのですが・・・)カーテンコール。

FOTO:(c)Kishi


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