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#3【かくれ高血圧と心拍の話 大林クリニック】

タイトル 鹿島田千帆のコミュラジオ


1.タイトルコール 

アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ

この番組は、元ラジオ局アナウンサー、音声・話し方、コミュニケーションの研究者・鹿島田千帆が人生100年時代、楽しく、自分らしく生きるための情報を、お伝えしていきます。今日のコミュラジオでは中高年の皆さんにぜひ知っておいてほしい、え?まさか自分が高血圧?についてです。

最初に今朝の我が家の風景と週末のスポーツイベントについて。

新年度最初の月曜日、25年ぶりに早朝勤務から解放されてゆったりとした朝を迎えました。今朝は東京住まいの息子夫婦から、写真が届きました。間もなくお嫁さんの育休が明けるため、今日から二人の孫の慣らし保育が始まります。2歳半の長男孫ちゃんはにこにこでピース。1歳になったばかりの孫ちゃん次男はギャン泣きそうだったです。子育ての記憶は、大変なことは不思議と抜け落ちて、楽しい思い出ばかりがよみがえります。我が家はひとり親家庭でしたので、息子には父親の記憶はありません。でも最初の登園の日夫婦二人で保育園に向かったとききなんだかホッとしました。ひとり親でも、イクメンしてるじゃん。私にとっても幸せな写真でした。皆さんはどんな朝を迎えましたか?

さて、週末は気になるスポーツイベントが行われていました。私はレースや車の番組を26年担当していることもあり、この話題をピックアップさせてください。一つは、日本最高峰のフォーミュラカーレース、スーパーフォーミュラの開幕戦が富士スピードウェイで行われました。レースに興味がない方もちょっとお聞きください。私、応援している、埼玉出身レーシングドライバーRed Bull MUGEN Team Goh No.15大津弘樹選手のデビュー戦でした。結果、16位。残念!!前日の予選ではトップタイムをだして、いい感じ!と思っていましたら、悪天候の中でスタート直後接触があり、ピットイン余儀なくされ、大幅順位ダウンしてしまいました。優勝はチームメイトの茨城出身、野尻智紀(ともき)選手でした。大津選手、悔しいです。

レーシングドライバーって、経済的恵まれた環境のご家庭に育った方が多い中、でも大津選手はアルバイトをしながら、レースをするための費用を稼いで、実績を積みながらようやく実力が認められて最高峰の舞台でレースに参戦することになったのです。現在、26歳の苦労人です。大津選手ベビーフェースで、なんだか守りたくなってしまうような雰囲気なんです。スーパーフォーミュラに参戦するのには26歳は決して若くありませんが、よかったら一緒に応援していただけると嬉しいです。大津選手の特集記事がありましたのでリンクを張っておきますね。

そしてもう一つのスポーツは、オリンピック代表決定戦が行われている、競泳日本選手権。昨日は白血病から奇跡の復活を果たした池江璃花子選手が東京オリンピックの代表に内定しましたね。代表が決まった瞬間の池江選手がむせびながら泣いている姿を見て、なんだかもらい泣きしちゃいました。私は、栃木県出身のオリンピック2大会連続メダリスト萩野公介選手のラジオ番組を8年間制作していましたので、日本選手権は何度も辰巳の国際競技場に取材に行っていました。同じプールで高校生の時の池江選手の泳ぎを見ていると、ひとかきひとかきの推進力、とくに後半の伸びが力強くて、しかもフォームが美しいんですね。萩野選手も練習中、水中から池江選手の泳ぎを見ていた時に、フォームの美しさに感心したといっていました。泳ぐたびに日本記録を更新して、メダルを期待される中で白血病がわかって、厳しい治療後、どん底から復帰に、ただただ感動しました。退院後の、初練習の時に、水着の池江選手のやせ細った姿を見て、治療がどれだけ厳しかったのかひしひしと伝わりました。治療で15キロやせたそうです。

そして、今週東京オリンピック出場をかけて、萩野選手は200メートル個人メドレー、背泳ぎ、自由形の3種目に絞って五輪切符を狙います。泣いても笑っても今週代表が決まりますので、よかったら栃木の競泳選手、萩野公介選手の応援よろしくお願いします。


さて、毎週月曜日は 健康で過ごすための医療について。

皆さん、ご自身の血圧の数値を把握していますか?私は朝、夜測るようになりました。実は自分でも気づかないうちに高血圧ののカテゴリに―入ってきています。

今日は、栃木県宇都宮市の大林クリニックの大林克巳先生に中高年のみなさんにはぜひ聞いてほしい、血圧の話について、伺いました。

インタビュー

いかがでしたか?高血圧というと、太っていて、運動もほとんどしない人とイメージを持っていたので、あなたは高血圧のカテゴリーですと言われていびっくり、ショックでした。週に2-3回ジムで運動しますし、野菜中心の生活をしているので、まさかという感じでした。ただ、毎年受診している人間ドックでは、高脂血症と指摘されていたので、両社が関係あるのかと心配になって先生に相談しました。今我が家にはオムロンの上腕式 腕帯巻きつけタイプ血圧計があります。マジックテープで腕に巻き付けて、最高血圧、最低血圧、脈拍を測定できます。過去10回の血圧も記録できるので、便利です。アマゾンの今日の価格だと¥7,990 。中古でも出ていて¥6700でした。本体重量(kg):0.3
電源:単3形アルカリ乾電池4個/専用ACアダプタ(別売)になっています。割とコンパクトですし、軽いし、邪魔になりません。

血圧計には、腕を筒のようなものに入れて図るアームインタイプもありますが、巻き付けタイプよりもかさばるので、どちらか迷いますよね。病院にあるのは、アームインタイプだったので、数値を比べてみたところあまり差はなかったため、どちらを選んでもよいかと思います。

最近ではスマートウォッチで血圧測定できるものもありますが、動いていてもだめだし、測り方が重要なので、血圧計は一家に一台あったほうがよいと思いました。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AA%E3%83%A0%E3%83%AD%E3%83%B3-OMRON-HEM-7130-HP-%E4%B8%8A%E8%85%95%E5%BC%8F%E8%A1%80%E5%9C%A7%E8%A8%88/dp/B07CSQGSH8

ちなみに余談ですが、血圧と一緒に、心拍数も測定できます。私は70~90の間なんですね。先日遊びに来た友人が測定した時、マックスが60台と聞いてびっくりしました。心拍がゆっくりな人に持久力系のスポーツ選手が多いのは事実で、彼女もやはり、長距離ランが趣味で、何キロ走ってもあまり心拍が変化しないといっていました。

心拍数と寿命の研究では、人間が一生の間に打つ心拍数は「23億回」とされています。そうすると、心拍数が1分間に60回で約73年、70回で約63年、80回で約55年となります。え?の私の寿命は73年?脈が速いと、死亡リスクが高くなるという研究報告は国内外にもたくさんあります。血圧が正常でも心拍数が1分間に70回以上の人はそうでない人よりも心臓病による死亡リスクが約2倍になると報告されています。

しかし、心臓病の専門医の間では、否定的な意見が多いのですね。心拍数の増減は自律神経に左右されていて、運動やストレス、緊張で交感神経が優位になると、脈拍が上がり、逆にリラックスして副交感神経が優位だと、脈拍が下がります。脈が速いなと思ったら、自分がリラックスできるようにしてみる、あとは、脈を速くする生活習慣病のリスク、喫煙 肥満  高血圧 糖尿病 の原因を取り除くことが大切なんだそうです。

私も今年55歳になります。人生100年時代まだ半分。体の内側の声を聴いて大きな病気にかからないよう、気を付けたいです。また若い世代の方、息子夫婦にも無理しすぎないでねと呼びかけたいですね。


大林クリニック  大林克巳先生は脳神経外科/頭痛の専門医


アナウンサー鹿島田千帆のコミュ・ラジオ  お相手は鹿島田千帆でした。それではまた明日、明日は心と体を元気にする農業について。はぴはぴスマイル!


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