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0512〝移住〟それも異動がくれた移住だった|星野リゾート

UP TO YOU
あなた次第

その時の私にとっては 異動も移住も あまり大したことではなかった
というのも キャリアが全て だったから

2016年10月 私は星野リゾートに入社をした

向こう5年分のキャリアプランを描き 
こうしてこうしてこうなります なんて不確かな自信と掴めない希望だけで
ほとんどのことが実現すると思っていたことが初々しく思い出される
「今」よりも「未来」のために スキルのために 仕事をしていた

どこで働くかについて気にしたことはなかった と思う
ある意味、淡泊にさっぱりとしていて 
土地に対する愛着や執着があまりなかったのかもしれないし
どこに住んでもあまり変わらないだろうと思っていたのかもしれない
とにかく 広報の仕事 がしたかった
広報の仕事 ができるならどこでもよかった といってもいい

けれど というのは 25歳までのお話

東京の大学生を終えて 星野リゾートに入社すると
界 日光→リゾナーレ八ヶ岳→リゾナーレトマム と異動した
栃木県→山梨県→北海道 と移住した

いろは坂を毎日上り降り 
揺らめく中禅寺湖の景色を眺めて仕事をするのは 贅沢だった

そこをくぐるとヨーロッパのような街並み
ここから5分の場所に住んでいたけれど 俗世界とはなにか違う場所だった

異動と移住が あまりよく結びついていなかったのだけど
今では異動=移住によって
自分の人生はどれほど楽しくなっただろうかと思う

新しい土地で出会った大切な友達との夏の日

なぜなら それによって 大切な人々に出会えたから
大人になってから新しい友達が出来るなんて 本当に嬉しいこと
引っ越したその土地が ただいまと帰りたくなるホームになった

どうやってそうなれたのか? この話はまた来週

東京の駅

知っている人が誰一人いない場所に行くなんて…
お店も道も 馴染みのない場所に住むなんて…
移住って ちょっと怖い

あるいは

ずっと憧れていた移住をしてみたい
この いつもの場所よりももっと楽しそうな場所に住みたい
移住って 素敵!

そんな心配や希望がよぎらないくらい キャリアを考えていただけ だけど
ごく自然と仕事と暮らしが結びついて 移住できたことに喜びを感じている

それが 5年後の 30歳の私

佐賀か福岡の辺りの海にいる私(30歳の私)

ちなみに
2018年12月 26歳の時にちゃんと広報になれて 仕事は楽しくやっている
キャリアはしっかりと叶えているみたい

私次第で
たぶん、人生にとって大切なことが研ぎ澄ませれていくのだと思う

星野リゾートで一番広大な敷地にあるリゾートホテル(日帰りもOK)
昨日は早朝に出勤して雲海テラスへ 今日は芝生に座って牛と一緒にランチ 



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