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After the Rainのことを考察したい人です。盲目にはならず、でも前向きに捉え…

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After the Rainのことを考察したい人です。盲目にはならず、でも前向きに捉えていきたい

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彷徨い進んできた2人が出した答えとは

今回は「彷徨う僕らの世界紀行」を紐解いてゆきたいと思います。 この曲は2018年8月にさいたまスーパーアリーナで開催されたライブ、雨乞いの宴・晴乞いの宴で初披露となり、2ndアルバム、イザナワレトラベラーに収録された曲です。イントロなしで、そらるさんのブレスを合図にそらるパートから始まり、彗星列車を彷彿させるAfter the Rainらしい1曲です。2人が2人のことを書いた曲ということで発表され、そんな曲は現時点(2021.10)ではこの曲のみという、謂わばリスナーには嬉し

    • 沈んでゆく海の底から見えたもの

      2018年5月に投稿された、After the Rainの夏の定番曲といっても過言ではない「マリンスノーの花束を」、今回はこの曲について考えていきたいと思います。 爽やかでキラキラしたメロディー、ウキウキ弾けるような歌詞、実際に海の音を録音して取り入れるなど工夫もされており、夏にぴったりのとても耳馴染み良い爽快感のある1曲です。 しかしこの曲には、作曲者であるまふまふさんの後悔と決意が込められており、メロディーやMVからは想像できないような切なさを感じるのです。 投稿から遡

      • 彗星列車のベルが鳴る

        2016年8月19日に投稿された曲「彗星列車のベルが鳴る」を紐解いてゆきたいと思います。 この曲はAfter the Rainの1stアルバムを引っさげた、初めての大きな舞台である両国国技館でのライブを記念して作られた1曲で、両国バンドメンバーによる生音源の曲です。ユニットを列車と表し、彗星をつけることで波に乗っている勢いのあるイメージにしたのではないでしょうか。この頃のまふまふさんは、まだライブや人前に出ることにあまり積極的ではなく、戸惑いや不安も大きかったように思います

        • 桜花ニ月夜ト袖シグレを紐解きたい

          ここでは、After the Rainとしての始まりの曲であり定番中の定番曲、「桜花ニ月夜ト袖シグレ」について考えていきたいと思います。 ユニットの始まりの大切な1曲。恐らく代表曲ともなるであろう1曲。まふまふさんはこれまで、作る楽曲に様々なテーマや思いを込めてきました。辛いことも嬉しいことも、折角曲が作れるのだからそこに込めていきたいと話しています。 そんな彼にとって、大切なユニットの始動曲。どんな曲にしてどのようなメッセージを込めるのか、すごく考えたのではないでしょう

        彷徨い進んできた2人が出した答えとは