FIDマルセイユの映画祭

心配をよそにコロナの陰性証明もなんにもなくちゃちゃっと入国できたフランス、マルセイユ。

カランクが素敵すぎたからまた行きたいけど映画祭のパスももらって毎晩映画祭の交流飲み会に寄るようになったら、そこで出会った人がこちらの映画に来てくれるから私も行かなくては…ってなっちゃってカランクはもう行ってる時間がないかもしれない😂

今日は映画を一本観て（眠すぎてふらふらだったから結局うつろうつろしながら飛び飛びで観てしまった、、）どうしてもタコスでもハンバーガーでもケバブでもサンドイッチでもないものが食べたくなって、一人でインドネシア料理屋に寄り、バスでビーチに向かってる。今夜は9時から私達の映画「にわのすなばgarden sand Box」のラスト上映がある。

舞台挨拶も昨日もさせてもらったし、Q&Aは通訳も入ってくれるけどそのトーク内容や印象が審査に響くこともあるみたいでなんだか難しい。
黒川監督は日本の上映でもいつも緊張してドギマギしてるのにフランスで短くとか通訳しやすくとか必要な言葉をとか色々指示されて、てんてこまい。😂私も役作り、、したっけ？とてんてこまい。
てんてこまいって言葉使ったの令和で私が初なんじゃない？

とにかくふらっと合流したのに思ってたより大きな映画祭で驚いてる。そういや着てたワンピースは辛ラーメンのシミついてるし10年近く前にイタリアの映画祭で着てたのと同じだし。笑　いいんかそれで。

とかいってる間に1番町から近いプラージュデカタランというビーチについて泳いできて今浜辺で転がってるけど、とてつもない、人！！

マルセイユのビーチ

コロナ前でも日本でこんな混んでるビーチは…あ、湘南とかこんなギュウギュウだったか。

外歩いてると暑いぶん海は冷たくて入ってしまえば気持ちいいけど、浜で焼いてるとすぐ横を子供が走って水や砂がかかってくるし何故かハトが身体の上を飛んでいくし、一昨日行ったカランクみたいなピースフルな気持ちよさはないな。笑

ただ、無料で運動にはなるし泳いだ後に背中焼いてるのあったかいし、セルライトや肉割れのあるお尻やぺたんこな乳でも食べた後でお腹がどれだけ出ていても、なんも気にならずにビキニでいられるこの解放感はむしろこんなに混んでるのにプライベートビーチみたいなんじゃないか。
本当いろんな人がいて、皆人目なんて気にしてないし誰と比べて太ってるとかどんな形とか、そんなこと誰も見てない。好きな人の好きな部分を褒めることはあっても。おばあちゃんたちも紐みたいなビキニで海水浴を楽しんでるしカランクではパンツ一丁で泳いでる女子もわりといたけどそれも別に誰が眺めるでもなく男女共に自分の仲間や一人の時間を楽しんでる。それは素敵。

浜辺の入り口にクロークがあって、意外や意外、無料で荷物が預けられる。クラブみたいに荷物預ければリストバンドを巻かれるかんじ。え、無料？大丈夫なの？安全？ってつい聞いたけど大丈夫だから心配しないで♪だってさ。

昨日は映画祭の関係者とのdinnerがあって、ワインを飲みながらいろんなお偉いさんとやらにご挨拶させてもらったんだけども日本語が聞かれないのをいいことに私はずっと「おじいちゃん」って呼んでいた裏ボス。グラッパやメキシコの強いお酒が好きみたいでちょっと味見させてくれた。レオスカラックス作品の撮影とかもやっているキャロリーヌさんともお写真撮ってもらった！！

右からキノコヤママでにわのすなばのプロデューサーの由美子さん…キャロリーヌさん…しばた

女性カメラマンだったんだ…フランスを代表する撮影監督…かっこよすぎる！！日本から来ていたもう一人の監督はすでにフランスで名を上げているらしく、内なるパッションがあって、皆勉強して…挑戦して…かっこいいなぁ。映画祭参加できて良かったなぁ。

今夜は最後、印象もよくスムーズなQ &Aになりますよに😂