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映画 ガザ 素顔の日常

みなさま、おはようございます。

また読んで頂きありがとうございます。

京都の南座という京都駅の南の方のミニシアターで見てきました。
この映画のスクリーンは、30席。
平日でしたので、年配の方が多かったです。

いろいろな人の生活や考えを知ることができるのですが、代々漁業を営んでいるから僕も船長になるんだと言っていた男の子。
外の世界を知らず、家業を継ぐしか選択肢が無いように思えました。
閉ざされているガザの地区、南北に約40km、東西に約5kmに200万人が生活しているそうです。
難民キャンプの建物は脆く、海岸近くで、海水が増えたら生活できなくなりそうに見えました。

駐在していたイスラエル軍が2005年に撤退し、ハマスというイスラエル強硬派がガザ地区を支配するようになると、イスラエル軍がガザ地区を封鎖するようになりました。
2008年、2009年、2012年、2014年にイスラエルの軍事侵略があり(映画は2018年のものだったため)、さらに2021年にも同じように侵略があったようです。
映画に出てきた学生は戦争だと言っていました。
物資も手に入らないし、水も足りず、仕事もなく、毎日4時間くらいしか電気が通わない。
請求書が払えなくて出頭して刑期を受けたというタクシードライバーもいました。

一夫多妻のようで、3人奥さんがいる男性。子供は合計40人ほど。
生活が苦しくて難民キャンプで暮らしています。
狭い部屋に多くの家族。
それでも、難民キャンプの場所がイスラエル軍に爆破されたりします。

他国の支援で学校などの建物が建てられたとしても、イスラエル軍に爆破されると聞きました。
他国のお金で建てているのでイスラエル軍には、痛くも痒くもないと聞いた。
お金も、テクノロジーも、武器も揃っているイスラエル軍。
ガザ地区の若者たちは、封鎖されている付近で石を投げていましたが、それに対して銃で対抗されます。
怪我をした若者たちを助けるため、救急車に乗った医師たちが近くに待機しています。
それでも医療品や設備のないガザ地区ではできることは限られています。

聞いた話ばかりなのは、私はイスラエルに行ったことがないから。
今年見た映画の「クレッシェンド 音楽の架け橋」では、映画だから脚色されているかもしれませんが、
イスラエルの若者とパレスチナの若者が互いに互いをテロリストだと言っていた。

2018年の映画でしたので、現在はどのようになっているかわかりません。
私なら、どうするだろう。
家族を置いてでも奨学金を受けたりして、海外に留学するだろうか。

公開している映画館の数は少ないかもしれませんが、彼らが何を考え、どのように生きているのか、あなたにも見ていただきたい映画です。

写真を撮り忘れましたので、サイトを参照させていただきます。


出典:unitedpeople
映画『ガザ 素顔の日常』 – 地中海に面した美しいビーチ。サーファーやラッパーに普通の大学生たち。 あなたの全く知らないガザ地区へご招待!

unitedpeople.jp

それでは今日もbonne journée


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