やる気よりも環境が大事
もうすぐ娘たちの冬休みが終わる。
この冬休みはとても平和だった。大震災や航空機事故が続き、心が痛む中、家族水入らずの時間をこんなにも有難く感じた正月はない。
とはいえ、冬休みのはじまりはあんまりよくなかった。
サンタさんのプレゼントが姉妹揃ってたまごっちユニだったため、そちらにどっぷり。終わると姉さんはKindleで読書三昧。「読書」と言うと聞こえがいいが、漫画じゃないけどそれに近い読み物を何時間でも読んでる。(NGな本をルール決めしているわけじゃないけど程度問題。)
風向きが変わったのは、姉妹に学習机をDIYしたこと。
もともと机はあったのだけど、手狭になり、ほぼ物置きと化していた。環境を整えたことで、教科書、ノート、ドリルなどの勉強セットも取り出しやすく、広げやすくなった。姉さんが気が向いたらやっていた手芸も裁縫箱を目の前に置けるようになった。
すると、この通り。
宿題だった書き初め(硬筆)を元日から取り組む、奇跡の光景。
いつまで続くかわからないけど、やること・やりたいことにすぐにアクセスできる環境はやっぱり大事だと実感。
メモ魔の姉さん、早速ノートを取り出してたまごっちの生態を毎日メモしています。まぁただピコピコやってるだけより良しとしよう。手芸もお友達にプレゼントするマスコットをフエルトで作っていました。
読書はいいことだけど、それだけだとインプット過多。手を動かして何かを作る。思考の後を残す。つまり、アウトプットすることを大事にしてほしい。
たまごっちやKindleを渡したのは親だけど、他にもYoutubeやタブレットなど、夢中になれる文明の利器の使用を完全に断ち切ることはできない。(デメリットばかりでなく、メリットもたくさんある。)
ならば、子どもがアウトプットしたくなった時を逃さない仕組みを作っておく必要があるのかなと思う。
そういうわけで、今までも絵を描いたり工作したくなった時にすぐにできる部屋を作ってきた。妹の方にはそれが上手く機能しているのだけど、その辺を卒業しつつある姉の方には、ミスマッチになっていたのかもしれない。
その後もまったくやる気のなかった通信教育に毎日取り組むなど成果を見せています。が、これは本当にいつまで続くか…。自走して勉強できる仕組みづくりは引き続き探索です。
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