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“後悔“の気持ちとの付き合い方

こんにちは、トミモリです。
今日は、「後悔は自分の希望と向き合うチャンス」というお話です。


あなたは、つい後悔してしまうことがありますか?
「あの時、こうしていればな」
「あの時、あっちを選んでいればよかったな」

生きていれば、
ついそう思ってしまうこともありますよね。

そして、それに対して
「今更そんなことを考えても無駄だ!」
「後悔してばかりではだめだ!」
と、自分の気持ちを否定してしまっていませんか?

ただ、「後悔する気持ち」は、持っていて大丈夫なんです。


そもそも、
「1日の中だけでも、人は約35000回以上決断する機会がある」
という研究結果もあるくらい、

「どうしようかな」
と決断する機会が私たちの日常には存在します。

毎日毎日いくつもの決断をしていっていて、
更にそれが、人生の中で、
そして大切な決断をする機会となれば、

それに対して
「全てを完璧に選び切る」
なんて難しいと思いませんか?

「そんなこと言われても、後悔を感じている自分が嫌なんだよね」
という人に向けて、

「後悔しても大丈夫!」
と私が思っている理由をご紹介しますので、
よろしければ参考にしてみてください。

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その理由とは、
「後悔する内容は、ほとんどがやり直しがきくことだから」
ということです。

もちろん、全てがやり直しが効くものではありませんが、
ちょっと考えてみると
実は、今からでもできることもたくさんあります。


例えば
「あの時あの人にあんなことを言わなければ、
今でも良い付き合いができていたのに」
と、後悔していたのだとしたら、

今、もう一度その人に連絡をして、
謝ることから始めてみれば良いのではないでしょうか。


「もっと子供と一緒にいてあげればよかった」
と、後悔しているのだとしたら、

もう子供は育ってしまっているかもしれませんが、
今からでも一緒にいる努力をしてみたらいいんです。

または、
「もっと一緒にいてあげたらよかったと思うんだ」
という気持ちを子どもに伝えることからしてみても
良いのではないでしょうか。


「あの会社を選んで入社していれば」
と、後悔しているのだとしたら、
今からその会社に入社することはできないかもしれませんが、

「その会社でやりたかったこと」
を考え、
それを今いるところでできないかな?
と考えてみませんか?


「あの学校に合格していれば」
と、後悔しているのだとしたら、

その学校でやりたかった学びを、
別の形で今からできないかな。

その学校で出会いたかった人たちと、
他の場所で出会えないかな。

そんなことを調べるところからしてみるのはどうでしょうか?


もちろん、
「あの場所でしかできないこと」
「(すでに故人になっていて)今はもういないあの人としかできないこと」
もありますが、


「あの場所でなくても、
同じような感情を感じる出来事をすること」

「あの人にしてあげたかったことを、
他の大切な人にしてあげること」
ならできます。


全てが今からできることばかりではありませんが、
後悔して、嘆いているだけでは何も進みません。

悲しくて、嘆いて、後悔するだけしたら、
「じゃあ今からできることはなんだろう」
と、少し前を向くことを考えてみませんか?


もう一つ、後悔した時に思い出して欲しいことは、
「今後悔する出来事だとしても、
その時はそれを最善として自分は選んでいた」
ということです。


その時その時で何かを選択する際、
「こっちの方が後から後悔しそうだから、こっちにしよう!」
と選ぶ人はほとんどいないと思います。


悩んで悩んで、
「こっちにしよう!」
と、
その時目に見える材料を目一杯使って、
自分で決めて選んだのではないでしょうか。

それが、後々どうなるかなんて、その時にはわかりません。


せいぜい、
「これまでの傾向がこうだったから、こっちの方が良さそうだ」
と、他の人の前例を参考にするくらいなのかもしれません。

ただ、他の人は他の人、自分は自分なのです。


同じ状況でも
「なんて最悪な状況だ!どうしようもない!」
と感じる人がいれば

「なんて恵まれているんだ!私は幸せだ!」
と感じる人もいます。


同じ状況や出来事だとしても、
何事も自分の気持ち次第、ということでもあります。


だから、あまり悩まずに。
「あの時こうしていれば」
が出てきた時には、

「でも、あの時の自分にとってはそれが最善だったんだ」
と考えて、
今できることに意識を向けていきませんか?


「あの時、こうしていれば!」
と、つい考えてしまうのは仕方ないと思います。

そんな時こそ、
「じゃあ本当はどうしたいの?」
に注目していくことで、

本当はどうしたかったのか、
これから自分が何を望むのか、
それなら今かな何ができるだろうか、

そんなところに気づくこともできます。


後悔を、後悔だけで終わらせるのは勿体無い!
そんな時こそ、自分の本音をしっかり聞いてみませんか?


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