見出し画像

スマホを使って今すぐ書いて伝えたい(帰宅まで待てない)この驚きの出来事。

今まさに起こった出来事なのですが。

一週間ほど前、娘が同級生のお姉さんが通う中学校の定期演奏会に行きたいと言い出した。

娘がもらった招待状(手書き)には土曜日とあったので、私も同行することにした。久しぶりのホールで生音に私の方が期待を膨らませていたのかもしれない。

そうして迎えた本日。

整理券を2枚携え、出発!

受付を済ませて着席してほどなく、声をかけられた。

「すみません、今日この席は使わない予定でして…」

手元には席番号の書かれたチケットがあったので渡した。

「これ…明日のですね。間違って通してしまったみたいです、すみません」

私はこの地に移り住んで10年余り、未だに詳しいことを知らず中学校の名前なんかもよく分からない。そして何よりもらったパンフレットをよく見ていなかった。

平謝りして出ようとしたら、

「もしかして…〇〇幼稚園(娘の通っていた幼稚園)だった?」

「あ、はい」

思わずPTAモードを発動させ、ハキハキと返事をした。

「私〇〇なんだけど…チヒロちゃん?」

とまぁ、二度目の再会を果たしたのだ。

一回目は幼稚園の保護者として。

二回目は間違って定期演奏会に来た人として。

彼女とは私の学生時代の友達と仲良しという共通点もあり、その友達が私に会いたがっているということだった。

今日を機会に、また連絡を取り合うことに。

思わぬ出来事に「会う為にきたってことだね」と笑い合ったのだった。

彼女とは高校のとき一度同じクラスになったくらいで、同じグループだったわけではない。

それでもお互い記憶の片隅に、ひっそりとたたずんでいたのだった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?