#75 数学追試5回から数学を教えられるようになった話③

中学から高校までの春休みに、試しに高校数学を予習してみた。案外簡単だった。
入学する頃には4分の1くらいまで予習をしていた。


そして高校初の定期テストでは90点前後を取れた。
この成績を卒業まで維持した。(ダメな時もあったけれど)


あまりにも簡単で数学の先生から「予習の時間に充てて良い」と言われたこともあった。課題も必ず完璧な状態で提出していた。


なぜ6年間でここまで変われたのか?
やはり数学の先生を見返したかったのが一番だったのだろう。ちなみに大学生になってその先生に会いに行って「わたしバカじゃなくなりました!」と言った記憶がある。だがその発言がバカを物語っているw


大学時代から教育関係のアルバイトもしていた。できる側もできない側も経験したことで、柔軟な発想ができるようになった。


今わたしが考えていることは、数学は立派な学問でありスポーツでもあるとも思っている。わたし自身が「習うより慣れよ」の典型例で、勉強にしろスポーツにしろ一度自分でやってみないと身につかない。暗記ものは寝たらすぐ忘れてしまうが、数学はスポーツや自転車、車の運転などと同じように体が覚えている。


今の仕事をしているときにも、わたし自身あまり解説をしない。「わたしが説明するより一旦やってみるか!」と予習をさせるようにしている。実際そのやり方で100点を取った生徒もいる。


反骨精神と習うより慣れよ精神でわたしは苦手を克服したと思っている。

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